お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

宇佐神宮事件、息子の目に見えない力

息子が生まれてからの物語115話目。

前回の続き。

『息子の誕生』←ここからスタートしてます。

 

2015年5月、

思い立って宇佐神宮に行くことにした。

 

宇佐神宮は大分県宇佐市にあり、

全国に4万社以上ある八幡様の総本宮だ。

 

私がこども時代に一度行ったことはあるが、

大人になって行ったことはなく、30数年振りだ。

 

自宅からは、車で2時間ちょっとかかる。

ちょっとした家族旅行だ。

 

息子はドライブが好きで、

普段通らない道を通るときは、

周りの景色を興味深そうに見ている。

 

宇佐神宮の駐車場に着いた。

 

「しょうちゃん、

宇佐神宮に着いたよ」

 

ほとんど無反応な息子。

 

私と妻は車から降り、

息子の座っている後部座席のドアを開き、

息子が車から降りるのを促す。

 

「しょうちゃん、

宇佐神宮に行くよ」

 

クッションを抱えたまま、

身動きしない息子。

 

今日は車から降りないパターンか。

 

前年のハウステンボスの家族旅行でも

車から降りずに困ったことがあった。

でも、息子と数分格闘して何とか降りてくれた。

 

気合を入れ、

息子を抱きかかえて

車から引きはがす。

 

息子も力が強く、

簡単に車から降りてくれない。

 

「しょうちゃん、お願い。

宇佐神宮行こう」

 

数分格闘して

何とか息子を車から降ろすが、

息子は神社の入り口に向かわない。

 

手を取り強引に進むが、

スキをついてすぐに車に戻ろうとする息子。

 

妻と協力して何とか息子と一緒に

神社に向かおうとするが、

息子はどうしても行きたくないようで、

何度も車に戻る息子。

 

強引な私たちに

息子は怒っているような表情をしている。

 

駐車場について20分が過ぎた。

せっかく来たのだが、

敷地の広い宇佐神宮に参拝するのに

息子を車に残しておけない。

 

息子がここまで抵抗するのは初めてだ。

私もついに宇佐神宮への参拝をあきらめる。

 

仕方ない。 

また来年にでも来よう。

 

その後、

私は風水の先生に神社参拝の

吉方位や吉日時を教わり、

それに合わせて神社参拝をするようになった。

 

宇佐神宮にもその後2回参拝。

息子は何の抵抗もなく、一緒に参拝してくれた。

宇佐神宮

 

昨年、風水の先生に会った時に尋ねてみた。

 

「2015年5月に

宇佐神宮に行ったとき、

息子が激しく抵抗したんですが、

何ででしょうか?」

 

「しょうごくんは

直観力・霊感力が強いから

その時は参拝しない方がいいのが

わかったんじゃないかな。

 

吉方位や吉日時に

参拝するようになって

しょうごくんはどう?」

 

「はい、それからは一度も

抵抗したことはありません」

 

「そうだろうね。

しょうごくんが

そうして守ってくれているんだよ」

 

先生によると、

神社参拝する時に

よくない方角と日時もあるそうだ。

 

私がそれを知ってからは問題ないが、

知らないときは、

息子が私を守ってくれていたようだ。

 

息子が意図してやっているとは思えない。

でも、息子には目に見えない何かを

感じる能力があるのは、私にもわかる。

 

息子が色んな場面で、

私の人生を良き方向に導いてくれているのは

間違いない。

 

続く……。

 

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