お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

不満を感じる私とそのままを受け容れる息子

息子とは毎日一緒にお風呂に入っています。

 

息子の身体や頭を洗いながら

話しかけたりするのは

私の日常生活の一部です。

 

ただ、時々

早くしてくれないかな~。

と思うときがあります。

 

私が先にお風呂に入り、

息子を呼ぶのですが、

息子が服を脱ぎ、浴室に入るまでが長い。

 

浴室に入ってから

お風呂に浸かるまでが長い。

 

身体を洗おうと

お風呂に浸かっている息子に声掛けして

息子が洗い場に出るまでが長い。

 

それぞれ数分かかり

長い時は3つの待ち時間あわせて

30分近く待つこともあります。

 

息子はその間、

身体を前後に動かしながら

(体幹トレーニングにもなるのですが)

自分の世界にいたり、

お風呂に浸かっているときは、

カップや洗面器で遊んだりしています。

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いつも待っているのが普通なので、

それでいいのですが、

たまに、お風呂上りにやることが色々あると

しょうちゃん、早く。

と思ってしまいます。

 

その後、心の中では、

 

しょうちゃんの都合にあわせて

いつまでも待ってられないよ。

 

と続きます。

 

ですが、

私の心の中で自然と

 

でも、

お風呂に入る時間は、

いつも私の都合だよな。

 

と気づきます。

 

お風呂は基本的には夕食後に入りますが、

私の都合で、夕食の前に入ったり、

21時や22時になることもあります。

 

先日、お風呂に入るのが遅く

22時になったときのこと。

 

息子は少し眠そうでしたが、

何も言わず、不満そうな表情もなく

黙って待ってくれています。

(元々、声を出せないので

いつも黙っていますが)

 

そう考えると、

私は自分の都合ばかりで、

思い通りにならないと不満を感じる人間だな。

 

でも、息子は私とは違って、

なんでも辛抱強く待っているな。

 

いや、辛抱もしていないかもしれない。

自分に起きる出来事をそのまま受け容れている

器の大きい人だな~って思います。

 

その日、

息子がお風呂から上がったのが23時。

 

普段は寝てる時間で、

息子に申し訳ないと思いながら

バスタオルで息子の身体を拭いていると

いつにも増してニコニコ笑顔の息子。

 

おとうさん、

お風呂楽しかったよ。

ありがとう。

 

と言っているようです。

 

やっぱり息子は

心の器の大きい人で、

感謝力も高く

私の人間的な師匠だなって思います。

 

身近にお手本となる息子がいて

ありがたくて幸せな父です。

 

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