お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

息子の18歳の誕生日・自分の内面を感じ、受容し、抱える

息子が生まれてからの物語106話目。

前回の続き。

『息子の誕生』←ここからスタートしてます。

 

2014年6月、

息子が18歳の誕生日を迎えた。

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改めてこの18年間を振り返り、

息子への想いを(当時の)ブログに書き綴った。

 

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昨日は息子の18歳の誕生日。

 

誕生日はいつも自然食ブッフェのお店で

お祝いの食事会です。

家族みんなでおいしくいただきました。

 

息子にはいつも感謝しかないのですが、

改めてこの18年間、

私を導いてくれた息子に感謝です。

 

 

18年前に息子が生まれてしばらくは、

呼吸器機能障害や知的障害を抱えていることで

不安が多かったのですが、

 

その息子のお陰で、

家族の大切さを感じ、

人として生きる意味や、

生きていく上で目に見えない部分の大切さを

感じることができるようになってきました。

 

 

また、ここ数年、

私自身が自分を高めるために

取り組んでいることの一つに、

 

「自分の内面を感じ、受容し、抱える」

 

というものがあります。

 

人は誰しも思い通りにならないこと、

不安・焦り・がっかり・イライラなどの

ネガティブな感情を感じることがあると思います。

 

それを自分の中で

「今の自分はそういう気持ち・状態なんだな」

と評価・判断せずに受け入れること。

 

それを繰り返しいくうちに、

だんだんと自分の心の幅が

広がってきたような気がします。

 

(もし、抱えきれないときは、

相手や他人にそのことを伝えたり、

あるいはぶつけることになりますが……)

 

 

そこで、私の息子ですが、

0歳の時に呼吸器機能障害で、

声を出すことができなくなりました。

 

何度も手術を繰り返し、

肉体的にも精神的にも

厳しい状況を生きてきたのですが、

その大変さを人に伝えるわけでもなく、

自分の内面を感じ、抱えて

生きてきたことを思うと、

私にとってはもう尊敬以外何もありません。

 

今、息子を見て思うのは、

自分の周りに起こる出来を、

その大きな心ですべてそのまま

受け入れているんだなぁ、ということ。

 

 

私もそういう広い心を持てるように、

これからも色々と取り組んでいこうと

思っています。

 

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続く……。

 

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