お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

さとりをひらいた犬、悟りをひらいた息子①

息子はダウン症で

最重度の知的障害と判定されていて、

赤ちゃんの時に気道が塞がり気管切開をし、

口から呼吸できず、声を出すことができません。

 

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はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

昔は、そういう息子のことを

かわいそうだと思っていました。

 

ダウン症や知的障害は変えることはできませんが、

口から呼吸でき、声が出せるようにしてあげたい、

そうなれば、今よりも幸せに生きられるという

希望を持って生きていました。

 

息子は何度も苦しい手術を乗りましたが、

最終的に、口から呼吸できる状態にはならず、

声を出すという希望も叶いませんでした。

 

当初は障がいがあることを不幸、かわいそう、

なんとかしてあげたいと思っていましたが、

それだけの試練を抱えながら生きていくことの

素晴らしさ、偉大さに気づいていきます。

 

息子はいつも笑顔で、愚痴も不満もなく、

毎日の食事やお風呂やお出掛けなど

日常生活一つひとつに幸せを感じ

感謝して生きています。

その姿を見ているうちに

だんだんと私の人生観も変わっていきました。

 

息子は私の人生の師となり、

息子は何も言わないけれど、

悟っているんだと思うようになります。

 

息子の名前は彰悟(しょうご)。

悟りを彰(あきら)かにする

と読めます。

 

私がつけた名前ですが、

当時の私は「悟り」には特に関心はなく

発音と画数で決めました。

 

「名は体を表す」といいますが、

名前も人生もなるべくしてなっているように

思います。

 

『さとりをひらいた犬

  ほんとうの自分に出会う物語

さとりをひらいた犬

最近読んだ本では私のナンバー1で

めちゃめちゃ面白い本です。

主人公の猟犬・ジョンが様々な出会いを経て、

ほんとうの自分に目覚めていく物語。

ぐいぐいと引き込まれる物語で、

全身がジーンとしてきました。

 

私には息子を連想させるタイトルで、

読んでみるとやっぱり

「これは息子のことだ!」

と思う部分がありました。

 

続く……。

 

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