べてるの家について書かれた本
『悩む力 べてるの家の人びと』を紹介しながら
私が息子と過ごす中での学びと気づきを書いた
シリーズ4つ目の記事です。
(べてるの家は北海道にある精神障害を抱えた方のという共同体)
前回の続きです。
「自立できることが唯一の道?」←ここからスタートしています。
医師の川村先生の言葉です。
「僕はある方からですね、幸せっていうのはなんだろうということを聞いたことがあります。幸せは『いまうれしい』『いま楽しい』ことだそうです。(中略)
ふつうの会社に勤めることが幸せなことがあれば、それを目指すしかありませんけれど、もっと広い道で生きていることを考えていただければと思います。もしかしたらふつうの会社には勤められないけれど、それよりはるかに幸せなんだという人もいていいんじゃないかと思うんです」
息子が生まれるまでの私は、
学校に行き、勉強し、友達を作り、
就職し、結婚し……
こういうことができて
幸せに生きられると思い込んでいました。
なので、息子がダウン症とわかったときは、
ふつうに幸せに生きることができないと思い、
心の中がどんよりと灰色になっていきました。
今考えると、
ずいぶんと狭い価値観で生きていたし、
その価値観を変えてくれるために
息子が生まれて来てくれてたようにも思います。
いつしか健常者が題目を唱える社会の枠組みじたいに深い疑いのまなざしを投げかけるようになった。そこでは、真に病んでいるのは障害者ではなく、むしろ健常者ではないかという確信の疑問が浮かびあがる。
息子は声を出すこともできず、
気管切開し医療ケアも必要で、
できないことは山のようにありますが、
自分の現状をそのまま受け容れ、
過去や未来を憂うこともなく、
いま自分の感じていることを十分に感じ、
何気ない喜びを全身で表現し、
笑顔で幸せに生きています。
そんな息子のそばにいるだけで、
私も自然と笑顔になり、
いまの幸せを感じることができるように
なっていきました。
いつも過去や未来に思考を働かせすぎて、
いまを感じることを忘れていたようです。
そして、
私が息子を尊敬する理由についても
同じような記述がありました。
続く……。
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