お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

ここからこども時代を楽しもう!

息子が生まれてからの物語120話目。

前回の続き。

『息子の誕生』←ここからスタートしてます。

 

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はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

息子が一番楽しんでくれるのが

ワンワンショーおかあさんといっしょファミリーコンサート

 

遊園地のイベントでのワンワンショーも

楽しんでくれるが、

一番はNHK主催の公式なショー。

ステージもキャストも時間もかなり違う。

 

全国各地で定期的に開催されるが、

チケットはすべて抽選。

会場のキャパ(2000人程度)に対して

応募者の数が多すぎて当選はなかなか難しい。

 

そこで知ったのが、

冬と夏に1万人超の大規模会場で開催される
スペシャルステージ。

 

1月、2月は名古屋と東京で

『ワンワンといっしょ!

 夢のキャラクター大集合』

 

8月は東京と大阪で

『おかあさんといっしょ

 スペシャルステージ』

 

チケットは抽選だが、

会場のキャパが大きいのとショーの回数が多い

(1日3回の2日連続で6公演)ので、

ほぼ当選する。

 

それまでは近場でのショーばかりだったが、

2016年、息子が20歳になる年には、

1月は名古屋、2月は東京、8月は大阪に遠征。

息子がショーを観るのを中心に

家族で観光旅行を兼ねて行った。

 

開場は公演開始の1時間前。

開場に入ると、ステージ上の大型ビジョンに

販売用DVDの歌やダンスの映像が流れる。

 

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2016年1月名古屋

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2016年2月東京

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2016年8月大阪

ショーの開始前から食い入るようにビジョンを

見つめる息子。

 

公演時間は1時間あるので、その前に

「しょうちゃん、

トイレに行こう」

とトイレに連れていこうとするが、

息子は、左右に手を振り

行かない、行かない

の合図。

それどころじゃない

と言っているようだ。

 

これを教訓に2回目以降は、

会場に行くと先にトイレに行き、

座席に行くようにした。

 

ショーが始まると

大はしゃぎする息子。

歌や踊りに合わせて、座席で飛び跳ね、

隣に座っていても席が揺れる。

 

ここまで喜んでもらえると

私もその姿をみてるだけで

うれしくて幸せな気持ちになる。

 

回数を重ねると会場近くに行くと、

両手を大きく振りながら歩幅も広く

楽しそうに会場に向かっていく息子。

 

スペシャルステージを楽しみにしているのが

歩く姿を見るだけで伝わってくる。

 

1月、2月はそれぞれ1公演のチケットしか

取らなかったが、

8月は2公演分のチケットを取り楽しんだ。

 

息子が小さい頃は

こういう場に連れていけなかったが、

年齢は20歳になったけど、

ここから、こども時代の楽しみを

存分に味わわせてあげようと思った。

 

この年以降は、

ショーに合わせた遠征家族旅行が

我が家の恒例行事になった。

(コロナ以降はイベントがない状況ですが)

 

続く……。

 

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