お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

自分が変わろう。家族を幸せしよう。

息子が生まれてからの物語54話目。

前回の続き。

 『息子の誕生』←ここからスタートしてます。

 

こんな私でも信じてくれる妻をみて、

これまでの妻との関わりを振り返ると……

 

 

会社員時代、私が仕事で上手くいかず

落ち込んでいる時は、

夜遅くまでずっと私の愚痴を聞き、

いつも優しく共感してくれた妻。

 

私は何度も癒され、気持ちも復活できた。

 

私は、妻が大変な時でも、

息子の病状が落ち着いている時は、

「仕事が忙しい」と言って、

妻の悩みをまともに聞いてこなかった。

 

辛かっただろうと思う。

 

 

妻の気持ちになって話を聞こう。

自分が変わろう。

家族を幸せにしよう。

 

心の内側から想いが湧き上がる。

 

 

その後、ふと新聞広告で

近くの温泉旅館の案内を見つけた。

 

家族旅行も

昨年の夏休み以来

行っていなかったな~。

独立して

余裕がなかったもんな。

 

値段も安いし、

ちょうど冬休みに入る。

久し振りに家族旅行に行こう。

 

中学生の娘は、1年半振りの旅行で大喜び。

息子は、言葉があまり理解できないので、

いつもと変わらず「何かあるのかな~」

というような表情をしている。

かわいい。

 

振り返ってみると、

息子の病状が落いて、

飛行機に乗れるようになってからは

遠くに旅行に連れて行くことに

私自身の満足感を見い出していた。

  

今回は、近くて値段も安い旅館だが、

家族4人で一緒にくつろげることに

安らぎと喜びを感じた。

 

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家族旅行での娘と息子・彰悟(12歳)

 

仕事は厳しい状況だが、

数少ないお客様の仕事には、

心を込めて取り組んだ。

 

空いた時間、営業活動はせずに、

自分の考え方や生き方を見直そうと、

ブックオフで自己啓発書を買い、読み漁った。

 

本に書いてあり、

やれそうなことは何でも取り組んだ。

 

独立を決意した時に始めた日記には、

毎日、感謝できることを書くようにした。

 

・家族が一緒に元気で暮らせることに感謝

・食事がいただけることに感謝

・出会った人に、私と出会い、

 お話ししてくれたことに感謝

・メールを送って、返信をくれた人に感謝

・本を読み、

 素晴らしい学びを私にくれた著者に感謝

・テレビを見て、

 勉強になる番組を作ってくれた方に感謝

 

毎日感謝を意識すると、

・冬で寒いのに

 あったかく過ごせる家があることに感謝

・朝、目が覚めることに感謝

・朝、太陽が昇り

 私たちを照らしてくれていることに感謝

・呼吸ができることに感謝

 

ありとあらゆることが有り難く思えてきた。

 

続く...。

 

【講演会のお知らせ】

2月12日(水)福岡県春日市・クローバープラザ 

2月28日(金)北九州モーニングセミナー

 

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