お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

「えっ!」「おおっ」と思わせる息子の食事

妻と息子に娘と孫娘の5人で

近くの温泉旅館に家族旅行に行ってきました。

 

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はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

この5人だけでの家族旅行は初めてで、

孫娘と一緒の部屋に泊まるのも初めて、

ずっ~と大はしゃぎするお孫ちゃんでした。

 

2日目の朝は、5人分の布団を

部屋の隅に重ねて、背の高いベッドにようにし、

孫娘を乗っけると、ニコニコちゃんです。

温泉旅館

 

お孫ちゃんといると

息子は随分大人に見えてきます。

温泉旅館

 

1年ぐらい前までは

大はしゃぎしていた温泉大浴場も

今ではすっかり大人しく浸かっています。

 

温泉はゆったり気持ちいいのですが、

はしゃぐ息子の姿もまた見たいような……。

 

親のエゴですが。

 

そしてお楽しみのお食事。

料理

 

立派な懐石料理が順番に出され

とってもおいしかったです。

 

いつものことですが、

私はベジタリアンなので一人特別食。

 

ふと、隣に座っている息子を見ると

「えっ!」

手と顔に墨がついてます。

 

私以外の料理にはイカ墨が出ていて、

それが息子の手について、

顔にもついてしまっていました。

 

息子らしくてかわいいです。

 

おしぼりで拭き取り、

だいたいは落ちましたが、

手の爪など完全には落ちません。

 

温泉には夕食前に入っていたので、

そこはちょっと残念。

 

「おおっ」と思ったのが、

息子の料理を食べる速さ。

 

なんと私たちとほぼ同じペースです。

 

家で食べるときは、

遅いと4時間かかるときもあるのですが、

それを考えると超ハイスピード。

 

コース料理なので、いいタイミングで

料理が出てくるのもいいのかもしれません。

 

翌日の朝食は8時スタート。

朝食

旅館のチェックアウトが10時なので、

9時半ごろに食べ終われば

と思っていたのですが……。

 

9時半過ぎても食べ終わりそうになく、

私も席を外し、焦らせますが、

それでもマイペースな息子。

 

妻と交代で息子を見て、

私は9時50分過ぎに

チェックアウトの手続きへ。

 

息子は妻に連れられて

ちょうど10時にフロントへ。

 

最終的にはちょうどいい時間になりました。

 

息子も孫娘も、めちゃめちゃかわいくて

温泉もお料理も堪能し、幸せなひとときでした。

 

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