息子が生まれてからの物語62話目。
前回の続き。
『息子の誕生』←ここからスタートしてます。
『生きがいの創造』との出会いは、
私の息子に対する見方を「尊敬」に変えた。
その後も『生きがいの創造』シリーズを
むさぼるように10数冊読み進める。
『完全版 生きがいの創造』から
一部抜粋して本の内容を紹介します。
重い病気やハンディキャップを持ちながら生きる人は、決して「運の悪い人」ではなく、しばしば誤解されるように、「過去生で悪いことをした報いを受けている人」でもありません。
なぜなら、意識体としての自分が宿る肉体そのものに試練を与えながら生きるというのは、この物質世界で人間として生きるうえで、最も困難な挑戦課題のひとつであるため、それほどの試練に挑戦するに値する、よほど発達した意識体のみに、そのチャンスが与えられるはずだからです。
したがって、重い病気やハンディキャップを持つという高度な試練に挑戦している人は、人間としての卒業試験を受けたり、卒業論文を書いているような、それほどの学びを積んだ素晴らしい人であり、勇気あるチャレンジャーなのです。
(中略)
現在、欧米では、このような勇気ある人々を「病人」や「障害者」と呼ぶのは止めて、「チャレンジャー」(挑戦者)と呼ぶ習慣が広がりつつあるそうです。この言葉には、「それほどの高度な試練に果敢に挑戦している、素晴らしい人々」という、尊敬の念が込められているのです。
・・・・・
両親となる夫婦のほうが、「病気やハンディキャップを持つ子どもを育てることによって、大いに自分たちの愛のレベルを高め、飛躍的に成長したい」と願うこともあります。
そのような場合には、その挑戦者に協力してくれる勇気ある意識体を探し、子どもとして生まれてきてくれるよう依頼します。
(中略)
「子どもの人生は、こんな病気なのに、それでも順調なのでしょうか?」
「彼にとっては順調です。あなたがた夫婦に、子どもへの真の愛を実践させる手助けをするという意味で、順調なのです」
これまでの苦しみがどんどんと癒されていった。
困難を乗り越えていく息子に
生きる強さや凄さを感じていたが、
目に見えない魂のレベルでも
心から尊敬するようになった。
そして、私の愛の実践、成長のために
息子として生まれてきてくれたんだと思うと
言葉では表すことのできない感謝の気持ちが
湧き出してきた。
息子の父として恥じない人生を生きていこう
と思った。
続く...。
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