お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

息子のすべてを受容すること

私は息子のお陰で仕事も変わり

考え方や生き方が大きく変わっていきました。

 

息子には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

その息子に対して

 

私が親として

してあげられたことは何かなぁ?

 

と振り返った時に

一番よかったなと思うことは、

 

息子のすべてを

受容すること。

 

息子を信じていること。

息子の人生を信頼していること。

 

息子に

こうなって欲しい、

ああなって欲しい、

と期待しないこと。

 

そのままの息子を受け容れること。

 

これかなって、思います。

 

細かいところを見ていくと

本当は、

100%すべてはできていませんが。(>_<)

 

 

人は育っていく過程で、

自分の存在をそのまま受容されていると

自分の存在に自信が持てます。

 

言葉を変えると、

自分の感じていること(感情)に

自信が持てます。

 

自分は自分なんだ、と。

 

人と比較することもなく、

人目を気にすることもなく、

自分の気持ちに正直に生きることができます。

自分らしく生きることができます。

 

反対に、育っていく過程で

自分の存在が受け容れられないことが多いと、

 

例えば、

悲しくて泣いていても

「泣くんじゃない」「泣かなくていいよ」

と言われたり、

うれしくて喜んでいても

一緒に喜んでもらえなかったり、

やりたいことがあっても

否定されたり、やらせてもらえなかったり、

子ども自身の気持ちよりも

親の言うことを優先せざるを得なかったり、

 

また、

両親がいつもケンカしていて

子どもが気を遣ってばかりいたりすると、

 

子どもは自分の感情を

抑圧せざるを得なくなります。

 

自分の気持ちよりも

人目を気にするようになり、

自分らしい人生を生きることが難しくなります。

 

 

私が息子に対して

ここまで受容できるようになったのは、

やっぱり息子のお陰なのです。

 

息子が生れてダウン症とわかり、

生後2か月で気道が塞がり気管切開。

声も出すことができなくなり、

次第に知的障害も重度とわかっていきます。

 

息子の障がいは、

受けれるしかありませんでした。

 

私にできることは、

自分の想いを伝えることも難しい

息子の想いをできるだけくみとること。

そして、息子の人生を少しでも

楽しく幸せにしてあげられたら

ということでした。

 

それが結果的に

息子のすべてを受容することに

つながっていきます。

 

ただ、息子の場合は、

数々の試練を乗り越えた

磨かれた魂の持ち主なので、

私の受容する気持ちが多くても少なくても、

自分の気持ちに正直に

自分らしく生きていたとは思いますが。

 

貴重な体験と学びができて

息子には本当に感謝です。

 

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自宅でクレヨンでぐるぐるお絵描きする息子

 

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