お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

思い通りにならないからこそ価値がある

私の息子への見方、人生観を大きく変えてくれた

『生きがいの創造』(飯田史彦さん著)シリーズ。

 

<初めてブログを訪問される方はこちらをご覧ください>

はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

今日はその中の『〔完全版〕生きがいの創造』

からのご紹介です。

 

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「思い通りにならないこと」こそが、

この物質世界が生み出す価値の源では

ないでしょうか。

 

私たちは、「思い通りにならない」という

価値ある現実の中で、

いかに正しく苦悩しながら生き、

ふだんは思い通りにならないからこそ

時おり出会うことができる

「願いがかなうという喜び」を、

いかに正しく味わって感謝するかということを、

日々の人間生活の中で

学んでいるのではないでしょうか。

 

私たちは、わざわざ、

「思い通りにならない」という状況を体験し、

この物質世界で人間として生きる

人生の妙味を味わうために、自分の意志で、

生まれてくることを選んだのです。

 

たとえば、修行僧が山寺にこもったり、

修道女が修道院に入るのは、

制約された自由と

厳しい戒律を通じて自分を磨き、

神仏に近づくための悟りを

開こうとするからです。

 

自分を磨くという行為は、

自分の意志で自由に行動できる

世俗間で生活するかぎり、

なかなか十分には実践できません。

 

だからこそ、自分を短期間で大いに高め、

いちじるしく成長させたいと志す修行者は、

あえて厳しい環境に身を置くことによって、

自分を磨く作業に集中できるよう

「自分自身を追い込む」のです。

 

それと同じように、

私たちは「強い成長願望を持つ意識体」であり、

自分の意志で地球という学校を訪れ、

わざと自分自身を「思い通りにならない」

という物理的環境を与えながら、

自分を磨いているのではないでしょうか。

 

自分から求めて訪れてきた

「思い通りにならない物理的環境」の中で、

生まれる前に自分自身で用意しておいた

「人生という名の問題集」を解いている

というのが、私たち人間の姿なのです。

 

これまで、あなたは、

「人生は思い通りになればなるほど価値がある」

と、誤解しながら生きてきませんでしたか?

 

(中略)

 

しかし、本書のように、

「思い通りにならないからこそ価値がある」

という人生観を採用すれば、そのような

喪失感・疲労感に襲われることはありません。

 

人生では、数々の「思い通りにならないこと」

(試練)が現われてくるのが当たり前であり、

それらの「思い通りにならないこと」こそが、

人生に価値を与えてくれているのだ

と考えるためです。

 

このような

「ブレイクスルー思考」さえ身に付ければ、

どのような「思い通りにならないこと」が

起こってきたとしても、

「よし、予定通り順調に、

試験問題が現われてきたぞ。

さあ、どのように対処して、

高得点で解き終えてやろうかな」

などと、余裕を持って受け入れることが

できるはずなのです。

 

 

目の前に見える出来事だけでなく、

人生魂の成長という観点を持って

生きていくことが、

私たち本来の生き方のようです。

 

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