自分らしく幸せに生きる 声を失ったダウン症の息子と生きて人生が変わった気づきブログ

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

どんなに努力しても解決できない悩み

べてるの家について書かれた本

『悩む力 べてるの家の人びと』を紹介しながら

私が息子と過ごす中での学びと気づきを書いた

シリーズ5つ目の記事です。

べてるの家は北海道にある精神障害を抱えた方のという共同体)

 

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はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

前回の続きです。

「自立できることが唯一の道?」←ここからスタートしています。

 

「人はどんなに努力しても、あがいても解決できない苦労や悩みが備えられている」という人間存在への深い認識というものがある。人間には本来そうして苦労や悩みがあるはずだというのに、それがいまの世の中ではしばしば置きざりにされているのではないか。あるいは、だれもがそれを自分からおおい隠そうとしている。

 

たんに運の悪さや人生の不公平、病気や生活の破綻から生み出された苦労ではなく、また人にいわれてする苦労や人のためにする苦労ではなく、自ら生きることに悩み、存在することを疑い、なおかつ生きるほかにすべのなかったものが経てきた苦労だった。

 

彼らがそうした苦労を引き受け、積み重ねることができたのは、人間が生まれながらにもっている「悩む力」があったからだと向谷地さんはいう。悩む力があればこそ、病気を悩み、病気とともに生きる人生を悩み、生きることの豊かさを見出すことができる。

 

私自身も息子の存在がなければ

どんなに努力しても解決できない悩みを

抱えることはありませんでした。

 

息子がダウン症とわかったとき、

息子が口から呼吸できずに、

声を出すことができないとわかったときは、

それまで感じたことない苦しさを感じました。

 

この先の人生に希望が見出すことができない。

息子は生涯不幸を抱えて生きていかなければ

ならないような感じです。

 

そして、息子の肉体的な状況も過酷でした。

 

赤ちゃんの頃から何度も気管の手術をして、

身体を固定され、泣き声も出せず、

「苦しい」と声を発することすらできず、

苦痛に顔をゆがめ、ただ耐えていました。

 

愚痴や弱音一つ口にすらできない状況で、

私には到底耐えることのできない

苦痛を耐え抜いた息子は、

私にとっては尊敬しかありません。

 

当時は思いもしませんでしたが、

これらの体験が、息子自身だけでなく、

後に私の人生に豊かさを感じさせてくれる

ことにつながっていきます。

 

人は悩みや苦しみを抱えて

どうしようもない状況を受け容れていくことで、

心の器が育ち、豊かさを見出すことが

できるのだと思います。

 

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そして、

障がいや病気そのものに対する見方そのものが

変わっていきます。

 

続く……。

 

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