お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

劣等感や嫉妬を卒業した息子

劣等感、嫉妬。

 

こういう感情は程度の差こそあれ、

多くの人が感じたことがあると思います。

 

私もありますし、

仕方のないことです。

 

なぜなら、

ほとんどの人は、

比較、競争、人目を気にするような環境で

育っているのですから、

当然と言えば、当然です。

 

息子の場合は

育った環境も違いますが、

劣等感や嫉妬はないように見えます。

 

そもそも息子は

比べないし、

競わないし、

人目を気にしません。

 

多分、息子は前世までの人生で

比べたり、競ったり、人目を気にしたり、

劣等感や嫉妬を感じ尽くして、

そこからすでに卒業したんだと思います。

 

息子は生後2カ月で、

気道が塞がり声を失いましたが、

声を出せないことに対する

劣等感すら感じていないようです。

 

ぼくは声が出せないんだね。

 

多分、息子はそう思っています。

 

事実をそのまま受け容れている。

それが「良い」とか「悪い」とかすら

思っていません。

 

私から見ると、

心が成熟しきっていて、

凄い!

としか言いようがありません。

 

人は心が成熟すると

 

・目的意識が強くない。

 物事が自然に流れる。

 人生(宇宙)を信頼している。

 

・自分の考えを人に押しつけない。

 人をコントロールしようとしない。

 

・過去を悔やまない、未来を思い煩わない。

 あらかじめ結果を気にしない。

 

・発生した結果や出来事をそのまま受け止める。

 「良い・悪い」の価値判断をしない。

 

という状態になります。

 

息子を見ていると100%当てはまります。

 

でも、この状態になるのは簡単ではありません。

 

息子も、様々な試練や取り組みを経て

ここにたどり着いていますし、

一つひとつステップを登っていく必要があり、

一足飛びにはできません。

 

ここに至る道筋は、改めて整理して

このブログにも書いていく予定です。

 

私が本を読んだり、

セミナーを受けて学んだことを

息子は私の目の前でいつも実践しています。

 

なので

「こういうことか!」

とピンときますし、

近くにお手本があると

自然と近づいていこうと思えて、

私も成長している実感があります。

 

息子と比べるとまだまだですが、

比べても仕方ありませんし、

比べることを手放そうとしているので、

自分のペースで成長していこうと思います。

 

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