自分らしく幸せに生きる 声を失ったダウン症の息子と生きて人生が変わった気づきブログ

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

車から降りない息子とその受け止め方

声や言葉のない息子といると

息子の行動に対して受け止め方が

人それぞれだな~と思います。

 

 

5年前、

家族旅行でハウステンボスに

行った時のこと。

 

古希のお祝いで

父と母も一緒です。

 

息子はお出掛けが好きで、

車に乗ると興味深そうに

外の景色を見ています。

 

ハウステンボスに着き

駐車場に車を駐めます。

 

「着いたよ~」

 

みんな車から降り、

息子にも降りるように促します。

 

ですが、

息子は動こうとしません。

 

あっ、

降りたくないのか

 

時々あります。

 

息子にも

「ハウステンボスに行くよ」

とは言いました。

 

ですが、

どれだけ伝わっているのか

わかりません。

 

 

でも、

お出掛けは好きなので

喜んで車に乗ります。

 

ちょっとした買い物で

車を降りない場合は

それなりに対応しますが、

 

今回は、家族旅行。

 

父と母もいて、

私と息子だけ車の中で

お留守番というわけにもいきません。

 

「彰ちゃん、

 今日はみんなで一緒に

 ハウステンボスで遊ぶの。

 そのままお泊りもするし、

 車降りよう。

 楽しいよ」

 

何回かお願いしても、

まったく降りようとしない息子。

 

家族旅行で

車から降りないのは初めて。

 

ここは、

力ずくで降ろすしかない

 

息子を抱きかかえて、

降ろそうとします。

 

しかしながら、

息子の降りないという意思は固く、

体幹トレーニングも毎日しているので、

簡単には降ろせません。

 

tanaka-shinichi.hatenablog.com

 

降ろそうと抱きかかえても、

息子は車のシートや扉に手をかけて

私が引っ張りはがそうにも、

なかなか車から引きはがせません。

 

 

格闘すること数分。

 

 

やっと息子を車から引きはがし、

降ろすことに成功!

 

3月で肌寒い季節ですが、

私も息子も汗だくです。

 

手をつないで

歩き始めたと思ったら…

 

トコトコトコっ

 

息子は車に逆戻り。

 

「あ~」

 

やっぱり簡単にはいかない。

 

すぐに息子を追いかけ、

何とか抱きかかえます。

 

今度は空中で態勢を入れ替え

背中におんぶ

 

地面に降ろすと

また車に逆戻りされるので、

おんぶしたままハウステンボスへ。

 

駐車場について10数分かかりました。

 

背中の息子に

「ありがとう」

と言いながら歩いていきます。

 

すると、

そばにいた母が一言ポツリ。

 

「あんた、ありがとう、

 って言うんやね」

 

そうか、

母は「ありがとう」っていう

私に違和感があるんだ。

 

母は息子と一緒に暮らしていないので、

あまり息子のことはわかっていません。

 

息子は単なるわがままで

車を降りない困った子

見えたようです。

 

ですが、

ハウステンボスに来たのは、

私たちの自己都合。

 

息子の同意を得たわけではありません。

(同意を得るのは極めて困難ですが)

 

息子は

自分の意思を伝えるのは難しいので、

嫌なことは抵抗するしかありません。

 

ひょっとしたら、

何度も来たことあるので

「違うとこがいい」

かもしれないし、

「もう少しドライブしたい」

かもしれないし、

「いっぱい歩く気分じゃない」

かもしれません。

 

 

そう考えると、

息子の気持ちをわかってあげられずに

ごめんね

という気持ちと、

 

一緒についてきてくれて

ありがとう

という気持ちしかありません。

 

 

人それぞれ置かれた環境が違うので

同じ出来事でも、

受け止め方はそれぞれです。

 

 

その後は、

息子も抵抗することなく

みんなで楽しく遊びました。

 

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ハウステンボスでの記念写真

 

あらためて思うことは、

私も母のように、

詳しい事情をわからずに、

思い込みで判断しているんだろう

ということ。

 

気づきを与えてくれた

母や息子・彰悟に感謝です。

 

 

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