お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

息子は存在しているだけで、すべて上手くいく。

息子が生まれてからの物語108話目。

前回の続き。

『息子の誕生』←ここからスタートしてます。

 

2014年12月、

3か月後に息子は特別支援学校を卒業する。

その後、通うことになる障がい者支援施設の

もちつき大会に参加した。

 

息子がもちつきをするのは初めて。

職員の方がきねを持つのを

サポートしてくれている。

 

息子はどんな感じになるかな~

と思って様子を見ていた。

 

でも息子はきねを持つのは

いやいやと手を振り拒否する。

もちつきを見るのはいいが、

するのは気が進まないらしい。

 

それでも、

もちつき大会の雰囲気は楽しいようで、

つきあがったお餅を一緒においしく食べた。

 

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息子の特別支援学校卒業後の進路が決まるとき、

私はあらためて息子の凄さを感じた。

 

特別支援学校高等部に進学すると

卒業後にどの施設に行くかの検討を始める。

 

息子も1年生、2年生のときは

いくつかの施設に体験通園した。

 

色々な障がい者支援施設があり、

それぞれ支援の内容に特徴があり、

また、自宅からの距離もあり

どこの施設にしようか迷っていた。

 

ところが、

息子が高等部3年生になると、

自宅から徒歩で通える距離に

新しい障がい者支援施設ができる。

 

しかも、その施設は

息子が通っている書道教室・絵画教室と

同じグループの障がい者支援施設だった。

 

新しい施設の職員の方も

息子をよく知っている人が何人かいた。

 

高等部2年生まで

迷っていた進路がすんなりここに決まる。

 

息子は特別何かをしたわけではないが、

息子といるとなぜか物事がうまくいく。

 

息子の進路もそうだし、

私が会社員を辞めて今の仕事をしているのも、

今の場所の家に住んでいるのも、

すべて息子がいたからだ。

 

途中色々悩んだり迷ったりしたが、

私の人生観も生き方も

息子がいてくれたお陰で変わった。

 

息子は存在しているだけで

すべて上手くいくんだ。

 

その想いがますます強くなっていった。

 

続く……。

 

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