お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

最後の運動会、自分らしさを見せてくれる息子

息子が生まれてからの物語107話目。

前回の続き。

『息子の誕生』←ここからスタートしてます。

 

2014年9月、

息子は高等部3年生、

12年間通っている

特別支援学校最後の運動会があった。

 

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秋晴れの空の下、

いつもの息子らしく、

他の子とは違う自分らしさを全開する。

 

リレーはゆっくりと歩き、

追い抜かれようが関係なし。

 

息子は私にこう言っているようだ。

 

かけっこは、

みんな走っている。

 

走るのが楽しい

お友だちもいるし、

競争して一番になるのが

うれしいお友だちもいるし、

走るとお父さんやお母さん、

先生が喜ぶから

走るお友だちもいる。

 

ぼくは、走るよりも

ゆっくり歩くのが好き。

 

だから歩くんだ。

 

 

ダンスも他の子とは違うが、

堂々としていてる。

 

楽しそうにしている息子を見ていると

 

そのままの自分でいいんだよ。

 

って言ってくれているような気がする。

 

 

面白かったのが開会式と閉会式。

 

式なのでお友達はじっと立っている。

でも、息子は

前に立っている女の子が好きなのか、

後ろから手をつなごうとする。

 

その子はきちんとしている子で、

つなごうとする息子の手を振りほどく。

 

しょうちゃん、

今は手をつながないの。

 

態度で息子に教えているようだ。

 

息子はニコニコ笑顔で

何度も手をつなごうとチャレンジする。

 

最後は潔くよくあきらめるが、

こういう息子の姿もとってもかわいい。

 

 

どんな時も、

息子の自分らしい生き方に

私も頼もしさと嬉しさを感じた。

 

しょうちゃん、

今日も素敵な1日をありがとう。

 

続く……。

 

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