お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

男の料理教室、息子の反応は…素晴らしい!

息子が生まれてからの物語97話目。

前回の続き。

『息子の誕生』←ここからスタートしてます。

 

16歳の息子の誕生日の翌日は、

障がい児とそのお父さん向けの

男の料理教室に参加。

 

障がい児向けの書道教室では

いつも筆を存分に振り回し楽しんでいる。

初めて息子の動きを見る人は必ず驚くほどだ。

 

書道教室以外の教室は初めてで、

書道のように楽しんでくれるだろうか?

息子の動きが気になる。

 

料理教室の料理は、

「いなり寿司」で、

あげにご飯を詰める。

 

「しょうちゃん、

 ご飯をあげに詰めるよ」

 

息子の反応は……。

 

 

無。

 

まったく興味なし。

 

 

何度も声をかけ、

私が見本を見せるが…

 

 

無反応。

 

ただ座っているだけ。

 

 

息子が楽しんでくれたら

と思っていたが、

ちょっと残念。

 

まあ、仕方ないか。

 

 

興味ないことは興味ない。

 

興味ないことを

無理に周囲に合わせる方が不自然。

 

素直に自分の気持ちを表現できる息子は

素晴らしい。

 

うん、

息子は素晴らしい!

 

息子と私の親子は

100%親の私が料理することに。

 

他の親子にはないユニークな親子だ。

そういうのもいい。

 

料理ができたら、

みんなで食事。

 

料理を作るのは無反応な息子だが、

食べるのは好き。

白ごはんが大好きな息子は、

いっぱいご飯を食べた。

 

息子らしい料理教室だ。

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料理教室でごはん食べる息子(16歳)

 

息子は、特別支援学校高等部1年生で

学校も変わりなく楽しんでいるようだ。

 

息子は気管切開をしているので痰の吸引が必要。

医療ケアが必要な生徒だ。

その医療ケアはほぼ妻がしている。

 

息子には、2つ上のお姉ちゃんがいて、

娘の高校のPTA活動や学校行事は、

私が担当。

妻は息子の医療ケアのため

息子を置いて娘の高校に行くのは難しい。

 

この時期、娘は高校3年生。

私が娘の高校のPTA活動に協力的にしていたら

PTA会長になってしまった。

 

続く……。

 

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