お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

息子の用心深い性格はどこから来ているのか?

息子は歩くのがゆっくり。

階段の上り下りも一段一段ゆっくりです。

慌てたり、急いだりすることはありません。

 

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はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

階段は私と一緒のときは

いつも私の手を握りますし、

(私自身、息子と手をつなげるのは嬉しいので)

握れない時は手すりを持っています。

(息子は手すりがあれば、

私の手を握らなくてもOKなようですが)

ダウン症 ブログ

状況によっては壁に手をそえたりして、

階段で両手がフリーハンドのときはありません。

ダウン症 ブログ

 

かなり用心深いです。

 

振り返ってみると

息子がつまずいたり、

転んだりしたことを

見たことがありません。

 

そういう性格だと思っていたのですが、

よくよく考えてみると、

そうならざるを得ない状況でした。

 

というのも

息子は声を発することができません。

 

赤ちゃんのときから泣いても

泣き声は出ないし、

誰かが見ていなと、

気づいてもらえません。

 

転んでケガをしても、

何かにぶつかって痛い思いをしても

「あっ」とか「痛いっ」とか

声が出せないので、

人が見ていないと

気づいてもらうことは難しいです。

 

小さい頃は、

妻がずっと息子を見ていましたが、

学校(特別支援学校)に行きだすと

状況は変わります。

 

先生が見てはいるものの、

ずっと息子から目を離さないのも難しく、

元気なお友達とかかわることも多いため、

ちょっとぶつかったりすることも

あったかもしれません。

 

ひょっとすると

周りの誰にも気づかれずに、

いたいな~

と身体のどこかに

痛みを抱えていたかもしれません。

 

我慢強いのも息子の特徴です。

 

そういう状況の中で、

息子が自分の身体を守るためには、

用心に用心を重ねて

ゆっくり歩いたり、

階段など不安定になりがちなとことは、

必ず手すりを持つようになったんじゃないか

と思います。

 

息子の用心深さと我慢強さは

レベルがかなり高いです。

 

 

人の性格は3つの要素によって

できていると聞いたことがあります。

 

1つ目は、持って生まれた気質。

2つ目は、生まれ育った環境。

3つ目は、運。

 

どれも自分の意志で、

コントロールすることは

ほとんどできないのですが。

 

 

性格の成り立ちも

過去を振り返ってみると

色々と気づくことも多いです。

 

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