お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

全身麻酔回復後の息子の手を引き歩くのは

歯の治療で日帰り入院した息子。

前回の続きです。

 

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はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

全身麻酔をして歯の治療を終えて、

入院病棟に移動します。

 

移動も移動後もずっと車椅子に座っている息子。

ウトウトしたり、目覚めたりを繰り返しながら、

だんだん意識もはっきりしてきます。

 

「しょうちゃん、

がんばったね」

 

とそばで見守りながら、

度々声を掛けます。

 

息子の状態に特に問題はなく、

2時間後に飲水テストをして無事退院です。

 

完全に普通の状態に戻ったわけではないので

入院病棟から駐車場まで

息子と手をつないで歩きます。

 

曇り空ですが、この時期にしては暖かく

ゆっくりゆっくり歩きながら、

ふと思います。

 

階段以外で息子と手をつないで歩くのは

何年振りだろう?

 

私はかわいい息子と手をつなぐのは好きですが、

平地の何の問題もないところで、

「しょうちゃん、

手をつなごうか?」

というと、

 

必要ないよ。

 

という感じで拒否されてしまいます。

まあ、当然のことですが。(笑)

 

でも、

今回は自然に私の手をとったので、

やっぱり体調はきついようです。

 

それでもこうして

息子の手を引いて歩けるのは

ちょっとうれしいです。

 

夕食は通常の食事ですが、

何か所も同時に歯の治療をしたばかりで、

違和感だらけのようで食が進みません。

 

食卓にきて椅子に座って

ぼーっとつらそうな表情をしたまま

食べ始めるまで20分。

 

それでも、

丸1日何も食べてないので、

食べたい気持ちはあるようで、

ゆっくりゆっくり

途中、10分、20分止まりながら

3時間半かけて食べ終わりました。

 

翌日もまだ歯の違和感はあるようで、

夕食は、3時間半かけて止まりながら

ゆっくり食べます。

 

息子の夕食を食べる時間は

だいたい2時間前後。

量が多かったり、テンションが高かったりすると

3時間かかるときもたまにあります。

 

でも、3時間半は長く、

いつも待ち遠しく思うのですが、

この2日間は、早く食べてほしいとも思わず、

息子の回復を祈りながら

温かい気持ちで待つことができました。

 

治療後、翌々日には体調も完全に回復し、

歯の違和感もなくなったようで、

いつも通りの元気な息子に戻りました。

夕食もいつものペースで2時間で完食です。

 

日中は、快晴で暖かい中、香椎宮へ参拝。

紅葉がとってもきれいでした。

香椎宮 紅葉

香椎宮 紅葉

香椎宮 紅葉

香椎宮 紅葉

 

階段では手をつなぎますが、

平地ではやはり手を離す息子。

元気の証で、これもありがたく幸せです。

 

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