お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

試食コーナーでの息子の行動に店員さんが……

スーパーへ買い物に行ったときのこと。

 

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はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

店内を歩いていると

試食コーナーで店員さんから

 

「どうぞ」

 

と声掛けされます。

 

ごまだれのおススメで、

小さなカップに入ったキャベツスライス

ごまだれがかかっています。

 

せっかくなので

息子と二人でいただくことに。

 

右手でプラスチック製の小さなフォーク、

左手で試食のカップを受け取ります。

 

うん、

まあまあの味だな~。

 

と思っていると店員さんから

 

「これ、

 持ってもらっていいですか?」

 

と言われます。

 

???

 

息子も普通に試食していると思っていたら、

息子の右手は

プラスチック製の小さなフォークですが、

左手は手ぶら。

 

試食用のカップは

店員さんが持ったまま。

 

息子は持ってもらったまま

食べていました爆  笑

 

店員さんに持ってもらったまま

試食のカップから食べている息子の姿も

かわいい照れ

 

息子にとっての

「どうぞ」

フォークを持って試食すること。

 

振り返ってみると

試食はつまようじに刺した

食べ物を食べるぐらいしか

なかったような……。

 

そう考えると、

試食のカップを持つということは

はじめからなかったのかもしれません。

 

カップを持ったまま

ちょっと困っている店員さんの姿をみて

ウケてしまいました爆  笑

 

私はすぐに自分の分の試食を終えて、

カップとフォークをゴミ入れに捨て、

店員さんの持っているカップを

息子の手を添えて持たせます。

 

それがわかると

自分でカップを持って食べ始めます。

 

理解できると

きちんとしてくれる息子ですウインク

 

買い物が終わりレジに並びます。

 

息子は他のお客さんが

何を買っているかが気になるようで、

よくカゴをのぞき込みます。

 

この日は特に

他のお客さんの買い物カゴの中身が

気になるようで、忙しくしていました。

 

まずは、

レジの人がお店のカゴから

うちのマイバスケットに移すのを

のぞき込み、

 

次に、

後ろに並んでいるお客さんのカゴを

のぞき込み、

 

そして、

通路を挟んで背後の

レジに並んでいるお客さんのカゴを

のぞき込みます。

 

これをグルグル繰り返します。

 

そして、

うちの分のレジ打ちが終わると

店員さんが息子にひと言。

 

「気になるよね~」

 

息子の場合はよく言われることですが、

一般的じゃない息子の行動に

共感してくれて

あたたかい雰囲気に。

 

ありがたいです。

 

息子は共感の言葉には無反応ですが、

なんだかかわいかったです照れ

 

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