スーパーへ買い物に行ったときのこと。
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店内を歩いていると
試食コーナーで店員さんから
「どうぞ」
と声掛けされます。
ごまだれのおススメで、
小さなカップに入ったキャベツスライスに
ごまだれがかかっています。
せっかくなので
息子と二人でいただくことに。
右手でプラスチック製の小さなフォーク、
左手で試食のカップを受け取ります。
うん、
まあまあの味だな~。
と思っていると店員さんから
「これ、
持ってもらっていいですか?」
と言われます。
???
息子も普通に試食していると思っていたら、
息子の右手は
プラスチック製の小さなフォークですが、
左手は手ぶら。
試食用のカップは
店員さんが持ったまま。
息子は持ってもらったまま
食べていました
店員さんに持ってもらったまま
試食のカップから食べている息子の姿も
かわいい
息子にとっての
「どうぞ」は
フォークを持って試食すること。
振り返ってみると
試食はつまようじに刺した
食べ物を食べるぐらいしか
なかったような……。
そう考えると、
試食のカップを持つということは
はじめからなかったのかもしれません。
カップを持ったまま
ちょっと困っている店員さんの姿をみて
ウケてしまいました
私はすぐに自分の分の試食を終えて、
カップとフォークをゴミ入れに捨て、
店員さんの持っているカップを
息子の手を添えて持たせます。
それがわかると
自分でカップを持って食べ始めます。
理解できると
きちんとしてくれる息子です
買い物が終わりレジに並びます。
息子は他のお客さんが
何を買っているかが気になるようで、
よくカゴをのぞき込みます。
この日は特に
他のお客さんの買い物カゴの中身が
気になるようで、忙しくしていました。
まずは、
レジの人がお店のカゴから
うちのマイバスケットに移すのを
のぞき込み、
次に、
後ろに並んでいるお客さんのカゴを
のぞき込み、
そして、
通路を挟んで背後の
レジに並んでいるお客さんのカゴを
のぞき込みます。
これをグルグル繰り返します。
そして、
うちの分のレジ打ちが終わると
店員さんが息子にひと言。
「気になるよね~」
息子の場合はよく言われることですが、
一般的じゃない息子の行動に
共感してくれて
あたたかい雰囲気に。
ありがたいです。
息子は共感の言葉には無反応ですが、
なんだかかわいかったです
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