お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

買い物カゴをのぞくだけで幸せを運んでくれる息子

息子は買い物に行くと

よく他のお客さんの

買い物カゴの中をのぞきます。

 

なに買っているのかな~?

 

という感じです。

 

 

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はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

 

先日、

道の駅で買い物をしていたときのことです。

 

 

息子がいつものように

買い物カゴをのぞいていました。

 

そのカゴを持っていたのは

60歳ぐらいの女性のお客さんでしたが、

 

「柿がおいしそうやろ。

 食べたいね?」

 

と息子に元気よく話しかけてくれました。

 

 

そういうこと時々あります。

 

 

道の駅には冷蔵柿が売っていて

そのお客さんの買い物カゴには

たくさんの柿が入っていました。

 

 

息子がその柿を見ていたようで

そう話しかけてくれたようです。

 

 

でも、

息子は話しかけられても

 

ほとんど理解できないし、

声も出せないし、

いつもほぼ無反応。

 

すると、

そのお客さんの目線が

我が家の買い物カゴにいきます。

 

 

実は、

冷蔵柿が美味しそうで、

うちのカゴにも入れていました。

 

そのお客さん、

 

「あっ、柿、買ってもらったんね。

 よかった。よかった」

 

と笑いながら

息子の肩を軽くポンポンとたたきます。

 

 

私は息子の背後にいたので、

息子の表情は見えませんでしたが、

多分、ほぼ無反応の普通の表情です。

 

 

息子は、

買い物カゴをのぞき見するだけですが、

好意的にみてくれる方も多く、

 

自然とその場が

あたたかい雰囲気になりますハート

 

 

こういう風に話かけられる

27歳はそうそういないでしょう。

 

意図せずに、存在そのもので

幸せを運んでくれる息子ですピンクハート

 

 

親バカですが爆  笑

 

※写真は昨年の柿狩りの息子です。

 

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