お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

結果主義からの転換

息子が生まれてからの物語91話目。

前回の続き。

『息子の誕生』←ここからスタートしてます。

 

経営者対象のインタビュー動画の取材の続き。

 

【結果主義からの転換】

 

前の勤め先で

子会社の社長をさせてもらっていた時、

私は何が何でも立てた目標は絶対達成しよう!

という気持ちが強かったんです。

 

それで、達成してない部署の管理職に言います。

「絶対達成するんだ」

未達成だと

「何でできていなの」

私はそれが正しいと思っていたんですが、

相手は苦しかったようです。

 

ある時期にその部署の管理職の人たちが集まって、

「社長にはついていけません」

っていう内容を書面にして、

私に「変わってください」とか色々言い始めます。

 

私は「何を言ってるんだ」と思って、

私の方が立場が上だろうと。

当時はそんな人でした。(笑)

 

私は子会社の社長で、

結果を残したい。

成果を挙げたい。

会社を大きくしたい。

収入も増やしたい。

と思っていて、

そのための道具として皆を見ていたんです。

自分は「酷い人だな」って気づきました。(笑)

 

私から見たら、その人たちは

できてなかったかもしれないけど、

その人はその人なりに

一生懸命やっていたんですよね。

そこを認めてなかったんです。

そして彼らに

「頑張ってるね」

「すごいね」

「ありがとう」

いう気持ちで伝えました。

 

すると相手も

「すみません。

何でこんなことしたんでしょうね」

ってなったんです。

『鏡の法則』という言葉を

よく聞くと思うんですけど、

本当にそうだなって思いました。

 

 

言葉は二次的なもので、

どういう気持ちで生きていくか、

どういう気持ちで人と向き合っていくかが、

すべてを決めるし、

すべてを創っていくんだなって思ってます。

 

落ち込んでる人や自分に自信がない人がいたら、

私は「おめでとうございます」っていう

気持ちになります。

 

自信があるときは人の話は聞かないし、

自分が一番だと思ってるから、

学ぼうという謙虚さもないし、

ある意味、全く成長してない自分がいたなって。

 

だから

上手くいかないっていうのは最高ですね。

成長する大チャンス、

「おめでとうございます」っていう感じです。

 

続く...…。

 

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