お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

独立と挫折を経て気づいたこと

息子が生まれてからの物語92話目。

前回の続き。

『息子の誕生』←ここからスタートしてます。

 

経営者対象のインタビュー動画の取材の続き。

 

【独立と挫折を経て】

 

最初は毎月1社ずつお客様も増えてきて、

それなりにやっていけそうだな、って

先も見えてきました。

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半年後ぐらいにリーマンショックがあって、

スケジュールがボンボンと空いて

売上もかなり厳しくなって

「どうしよう」っていう状況になって。

 

普通だったら

頑張って営業しようと思うんですが、

なぜかそのときは営業しようというか

やる気にならなかったんです。

 

やる気にならないというよりも

失敗したと思ったんです。

「独立なんてしなきゃよかった」

「会社に勤めてりゃよかった」

と思って。

 

その時『3つの真実』という本を読んで、

その物語の主人公が私とそっくりだったんです。

 

過去ずっと仕事を頑張ってきて、

今も成果を挙げ始めたけども

それがなくなったときに、

「自分ってなんなんだろう」

って自分のことがわからなくなって。

 

でもそこから、

人っていうのはいろんな状況を経験するし、

どんな自分であってもそれが自分だし、

その自分を抱きしめるように

受け入れていこう、っていう

「自己受容」というのをその物語を

読んで知ることができました。

 

自分のことを、

例え本当にめちゃめちゃダメな自分でも

受け入れられるようになってくると、

自然とやる気とか勇気とか自信とかいうのが

湧いてきますね。

 

昔の上司から

「田中さん、最近どう?」

って電話があった時に、

「絶好調ですよ」

「バリバリやってますよ」

「むちゃむちゃ楽しいです」

って言ったんです。

気持ちだけはもう既にいい状態だったから。

結果はついてないですけど。(笑)

 

そしたら相手が、

「田中さん、凄いね~。

じゃあ私も頑張ろう」って。

 

私の気持ちが伝わって、

一緒に前向きになってくれて

ものすごく嬉しくて。

 

本当に心から想ったら、

そうなってくるな、と思いました。

 

だから、

「どうしたらいいか」というよりも、

「どういう想い」で

「どう生きていくか」で、

人生ってほぼ決まるのかなって

今は思ってますね。

 

もう想いですね。

想いって惹きつけるし繋がるし。

 

続く...…。

 

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