見性成仏（けんしょうじょうぶつ）
仏教の言葉です。
私がこの言葉から連想するのが息子。
見性成仏の意味を解説すると、
見るというのは、
自覚する、
そのものになりきる、
一体となるということ。
性は仏性のこと。
仏教ではすべての生きとし生けるものに
仏性＝仏の心が宿っていると言われています。
見ると性を合わせた見性とは、
自分が仏であると自覚し、
仏になりきることです。
成仏は、死ぬことではなく、
仏陀＝覚者＝覚り・悟りを開いた者になること。
見性成仏とは、
自分は本来、仏であると自覚し、
悟りを開いた人になること。
自分は未熟だから修行をして
仏のように悟りを開くのではなく、
そもそも自分は仏であるのだと自覚し、
仏として悟りに至る。
仏教以外にも同じようなことが言われています。
私の好きな陽明学（儒教の一派）でも
良知と言って
人には生まれながらに
心の中に素晴らしいものがある
と言われています。
ナチス強制収容所も体験された
ヴィクトール・エミール・フランクル博士の
ロゴセラピーでもロゴスと言われる
人間の高貴なる本質・実存的な本性が
言われています。
他にもたくさんの偉人が
同じようなことを言っていて、
真理のように思います。
基本的に共通するのは、
自分の心の奥底、内面の深い部分と
向き合って、本来の自分に気づいてく。
答えは外にあるのではなく、
自分の内側にある。
息子は声もなく、
言葉も文字もほとんどわかりません。
周りからの情報も入りにくいため、
必然的に意識は自分の内側に深く深く向き、
自分の仏性と一体になっている。
見性成仏
そういうお手本がすぐ近くにいて
私の学びも深まりありがたいです。
【5カ月でフォロワー1万人のインスタグラム】
是非、フォローお願いします。
【2021年上半期人気記事ランキング】
2021年上半期人気記事アクセスランキング - 自分らしく幸せに生きる 声を失ったダウン症の息子と生きて人生が変わった気づきブログ
↓↓↓今日も応援クリックお願いします↓↓↓
