お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

言葉のない息子が喜ぶ姿で伝えるメッセージ

息子が一番喜んでくれるのが、

「おかあさんといっしょ」や「ワンワン」のコンサートやショー。

 

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今年2月大阪ワンワンステージでの記念写真

 

特に大阪城ホールや横浜アリーナである

スペシャルステージは超ハイテンション。

歌やダンスに合わせて、ノリノリで体を動かし

めちゃめちゃ喜んでくれます。

 

今年2月、大阪のスペシャルステージの時は、

特にその喜びようが大きかったです。

 

声のないダウン症の息子 大阪 ワンワンショー

今年2月大阪ワンワンステージでノリノリの息子①

声のないダウン症の息子 大阪 ワンワンショー

今年2月大阪ワンワンステージでノリノリの息子②

声のないダウン症の息子 大阪 ワンワンショー

今年2月大阪ワンワンステージでノリノリの息子③

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今年2月大阪ワンワンステージでノリノリの息子④



夜、ホテルについてもず~っとニコニコ笑顔。

 

エレベーターや大浴場でも、

見知らぬ人の腕や背中にトントンとタッチして、

「楽しかったよ~」というように笑顔を見せます。

 

見知らぬ人からすれば、

迷惑で変な子と思われかねないので、

親として「すみません」とお詫びの言葉を。

 

でも、ほとんどの人は、

笑顔で「いいですよ~。ぼく、嬉しそうね~」と

好意的な言葉を返してくれます。

ありがたいです。

 

その中で、長身の好青年が返してくれた言葉が

「かわいいですね~。ぼく、いくつですか?」という質問。

 

私が「22歳です」答えると、

 

「えっ! 僕より年上ですね」

とビックリされることもありました。^_^;

 

でも、こうして息子の喜んでいる姿を見るのは、

私の最上の喜びです。

 

ふと、「どうしてここまで喜ぶんだろう?」

と考えていたら、息子からのメッセージを感じました。

 

「お父さん、今日もありがとう!

 ワンワンのステージ、めちゃめちゃ楽しかった~!

 本当に嬉してく楽しくて、ぼく幸せなんだよ。

 嬉しいから、みんなに教えてあげてるの。

 お父さん、大好き。また連れていってね」

 

息子は声も出せず、言葉や文字もわからないので、

私に「ありがとう」ってお礼を伝えているんだ。

「また連れていってね」ってリクエストしているんだ。

 

そう思うと、さらに心から息子のことを愛おしくて、

「彰ちゃん、ありがとう。大好きだよ」って

抱きしめてしまいます。

 

こんな素敵な思いを感じさせてくれる息子に心から感謝です。

 

 

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