お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

文字の読めない息子への手紙

息子が生まれてからの物語122話目。

前回の続き。

『息子の誕生』←ここからスタートしてます。

 

2017年1月11日、

息子が通所している障がい者支援施設で

2回目となる成人式が行われた。

 

ここでは、

親が成人になる子へ書いた手紙を

渡す儀式がある。

 

息子は言葉もほとんど理解できないし、

文字もわからない。

手紙を書いても読むこともできない。

 

でも、私の人生を変えてくれた

息子への20年間の感謝の想いを込めて

初めて息子へ手紙を書いた。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

彰悟へ

 

 

20歳、成人おめでとう。

 

この20年間、彰悟のお陰でたくさんのことを学び、親として色んな経験をさせてもらいました。本当にありがとう。

 

赤ちゃんの頃から何度も手術を受け、苦しい闘病生活を送り、声が出せず思い通りにならないことも沢山あったと思うけど、それを受け入れ、耐えている姿は、ただただ尊敬するのみです。

 

できないことではなく、今、自分にできることに意識を向け、楽しんで生きている姿も、素晴らしいと思います。

 

そして、彰悟といるといつも優しい気持ちになれます。

彰悟がいるだけで、お父さんや家族みんな、周りの人たちの「愛」を引き出してくれます。

お父さんが、こうして幸せでいられるのは彰悟のお陰です。ありがとう。

 

これからもどうぞよろしくお願いします。

 

 

2017年1月11日

お父さんより

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

手紙

 

この成人式には私は参加していないが、

職員の方が読みあげた手紙を

息子はしっかりと受け取ったそうだ。

 

手紙に書いた文字は伝わらないが、

私の想いはきっと息子に伝わっていると思う。

 

続く……。

 

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