自分らしく幸せに生きる 声を失ったダウン症の息子と生きて人生が変わった気づきブログ

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

16歳になった息子への想い

息子が生まれてからの物語96話目。

前回の続き。

『息子の誕生』←ここからスタートしてます。

 

2012年6月、

息子が特別支援学校高等部に進学し、

初めての誕生日。

 

この時、初めて

ブログに息子への想いを書いた。

 

以下、当時のブログ記事です。

(一部微修正しています)

 

・・・・・

 

昨夜、

息子の16歳の誕生日をお祝いしました。

 

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私が身近で一番尊敬するのが息子の彰悟。

 

2回の転職をし、

今の仕事をしているのも、

また、いろんな面で

私の意識が変わっていったのも

息子が私を導いてくれたお陰です。

 

自我の確立も食生活等も、

振り返ってみると、

息子はいつも私の先をいっています。

 

・自分をしっかりと持ち、

変な意味で人目を気にしない。

自分の生きる道、自分の人生を歩んでいる。

 

・自分の思い通りにならないことが

あったとしても、何の不満も出さず、

その現状をそのまま自然に受け容れている。

 

・食事中はお茶等を飲まず

(胃液の活動・消化吸収のため)、

食事が終わってから、初めてお茶を飲む。

 

……等々。

 

 

ここ1年ぐらいで、

私が色々と学び実践し始めたことを、

息子は誰にも教えてもらわず、

生まれながらに行っています。

 

一番凄いのは、「黙養」(言葉を発しないこと)。

これは江戸時代初期の陽明学者、

熊沢蕃山先生がおっしゃる難行です。

 

声をあげるのは生命、必然の欲求で、

物を言わぬのは相当の苦である、

これを3年できればたいへんな人物だそうです。

 

息子は、

生後3カ月で肺炎・気管軟化症で気道が塞がり、

気管切開をして呼吸しています。

気道が塞がっているため声も出せません。

それが現時点で16年。

(おそらく生涯声が出せないでしょう)

 

(ちなみに、あとから知ったのですが、

 彰悟の「悟」という字は

「口を慎む」という意味らしいです)


もう、私にとっては、

尊敬する以外にありません。

 

息子が声を出せず

(知的障害もあるため文字も書けません)、

「何を考えているのか?」

「何か伝えたいことがあるんじゃないか?」

と以前は悩んでいたこともありました。

 

でも、昨年秋ぐらいから、

息子と向き合うと、

息子が何を思っているのか、

私に何を伝えようとしているのかが、

自然とわかるようになりました。

 

私が、息子に相談事をすると、

「自分の信じる道を進んだらいいよ」

「それは、たいしたことないよ」

 

といつも勇気づけてくれます。

 

こんな息子に恵まれて

私は幸せと感謝でいっぱいです。

 

彰悟、お誕生日おめでとう。

これからもよろしくね!

 

続く……。

 

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