お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

幸せな人生を生きるための唯一の道①

このブログのタイトルは

 

自分らしく幸せに生きる

声を失ったダウン症の息子と生きて

人生が変わった気づきブログ

 

 

私は息子のお陰で人生観・価値観が

大きく変わりましたが、

何より息子の生き方、心のあり方

心から尊敬しています。

 

人の心の成長ステップとして

(1)初期自我

(2)中期自我

(3)後期自我

(4)成熟した自我

というものがあります。

 

ここでいう「自我」とは

自分自身の心の意識状態のこと。

 

息子の場合は、

元々生まれる前の魂レベルが高い

というのもありますが、

様々な試練(障がい)を乗り越えながら、

自我が成長していったように思うのです。

 

 

(1)初期自我

 

赤ちゃんの時は、自分という意識はありません。

2、3歳ぐらいに自我意識が芽生え始めます。

自分の好みや好き嫌いが出てくる、

イヤイヤ期、第一次反抗期です。

 

わがままな状態ではありますが、

自我が芽生える最初のステップです。

 

ただ、このまま大人になると

単に自己中心的な人になってしまいます。

 

大人でも1割の人が初期自我の状態にある

と言われています。

 

この時に感じることができる幸せは、

自分のわがままが満たされた時だけ。

 

自分のわがままが満たされないと

泣いたり、わめいたり、攻撃的になったり、

周囲の人に迷惑をかけることになります。

 

このままだと

社会や集団での生活には適合できず、

多くの場合は、次のステップに進みます。

 

(2)中期自我

 

通常6、7歳ぐらいに芽生え始めます。

親のしつけや家族のルール、

社会のルールを受け入れていく段階です。

 

ルールに従えば快適に過ごせることがわかり、

社会のルールに依存している段階。

 

見方を変えれば、我慢を覚えたり、

人に合わせることを学んでいる状態です。

 

依存している状態なので、

愚痴や不満などをこぼし被害者意識になったり、

すぐに答えを欲しがる傾向もあります。

 

この状態での幸せは、

親や周囲の人、社会から認められること。

 

現在の社会では大人でも7割の人は、

この段階にとどまっていると言われています。

 

息子の場合は、

赤ちゃんの時から呼吸困難になり

身体を固定され身動きすらできなかったり、

気管切開し声も出せなくなったため、

人並外れた我慢を学び、

自分が置かれている状況に

合わせざるを得ませんでした。

 

幼児期に中期自我に移行したように思えます。

 

続く……。


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宗像大社での息子

 

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