お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

幸せな人生を生きるための唯一の道④

心(自我)の成長ステップと幸せについて

4つ目の記事になります。

(前回のブログ記事です↓↓↓)

 

中期自我依存状態から

後期自我自立に進むためには、

 

1.健全な依存をする

2.自分に優しくする

3.自分の気持ちに正直にNOを言う

 

の3つに取り組むことが鍵になります。

 

これらがある程度できるようになると

自ずと後期自我に心が成長しています。

 

1.健全な依存ができるためには、

 

自分の命の源である

親やご先祖様、地球の大自然や太陽、宇宙、

あるいは、この宇宙を創造した何か(神・仏など)

に感謝すること。

 

食べ物があり、衣服があり、住む家があり、

日々様々な体験や学びがしながら

生きていらてることに感謝すること。

 

仮に今現在は、そう思えなくても、

それを毎日意識する時間をつくること。

 

少しずつ「私は守られているんだ」

と思えるようになってきます。

 

すると、

他人から、社会から、

自分を守らなければいけない、

他人や社会に認められるために、

他人や社会に合わせないといけない、

という気持ちも薄まっていきます。

 

次第に、

自分の気持ちに沿った生き方が

できるようになり、

精神的にも自立していきます。

 

私たちの社会では、

「自立しなさい」とよく言われますが、

頭でわかっていても

自立できるものではありません。

 

人や社会に認められるためには、

「自立しないといけない」と思い、

頑張ったとしても、

怖れや不安が動機の自立は、

本当の自立にはなりません。

 

心の中に「自分は守られているんだ」

という安心感(健全な依存)があれば

不安なく自分らしさを発揮できるのです。

 

2.自分に優しくするは、

我慢しすぎている人には特に重要で、

自分の欲求・ニーズを満たすことです。

言い方を変えると「自分に依存させる」。

 

これは人様々ですが、

・趣味を存分に楽しむこと

・リラックスすること(時間・空間)

・何かを実現すること

・コミュニティに所属すること

・美しいものに触れること

などなど。

 

無理のない範囲で意識的に

自分で自分を満たしてあげること。

 

自分に優しくし、

自分が満たされると

自然と自分の内側から

自分らしさを発揮できます。

 

3.自分の気持ちに正直にNOを言う。

 

中期自我の依存状態の人は、

人の機嫌に依存しています。

 

気乗りしないお誘いがあっても、

嫌われないために、

お誘いに乗ってしまう。

 

「嫌われないために」が理由の場合は、

素直に「気乗りしない」とハッキリと言う。

 

これも少しずつ断りやすいところから

無理のない範囲でNOに取り組んでいくこと。

 

「行きたいけど、別の用事があって」と言うと

自分も相手もごまかすことになります。

理由を聞かれても

「気乗りしない」と言う。

「気乗りしない」ことに理由は必要ありません。

 

それが自分の気持ちに正直に生きる

ということです。

 

息子は気乗りしないことは

いつもハッキリとNOと意思表示します。

中期自我の取り組みは完全にクリアです。

 

続く……。

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