お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

私にとって息子はお釈迦さま

私の幸せに生きるお手本が息子。

私にとっては、お釈迦さまのようです。(笑)

 

息子は特に何もなくても

ニコニコ笑顔のときが多いです。

 

障がい者支援施設から帰ってきて、

しばらくすると夕方は息子のおやつタイム。

 

おやつ置き場から

おやつを持ってきて食べ始めます。

 

ただ、おやつの種類によっては、

自分で袋を開けるのが難しく、

ポテチの袋は自分では開けられません。 

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その場合、妻(たまに私)が開けます。

 

数日前、妻も私もその場にいなくて、

多分、息子は数分待っていました。

 

私がそれに気づいたのですが、

息子はいつも通りニコニコ笑顔

 

普通だったら、

早く開けてくれないかなぁ~

って思いそうですが、

息子は人に対して期待することが

ほぼありません。

 

 

息子を見ていると

お釈迦さまの教えの基本「四諦(したい)」

実践しているように思います。

 

1つ目が「苦諦(くたい)」

 

人生は思い通りにならない。

苦は思い通りにならないという意味です。

 

2つ目が「集諦(じったい)」

 

苦の原因は、思い通りにならないことを

思い通りにしようとするから苦になる。

 

3つ目が「滅諦(めったい)」

 

思い通りにならないことは、

思い通りにしようとしなければいい。

「あきらめる」ことです。

 

4つ目が「道諦(どうたい)」

 

悟りに至る道。

八正道―正見・正思・正語・正業・正命・

正精進・正念・正定―に取り組むこと。

 

 

息子はそもそも自分の思い通りにしよう

という思いすらありません。

 

声が出なくても

人に思いを伝えることができなくても、

他にもできないことは色々ありますが、

それをそのまま受け入れています。

 

そう考えると息子にとって苦はないです。

 

息子は、

お釈迦さまの教えをそのまま私の前で実践し、

教えてくれているようです。

 

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