お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

息子を楽しませてあげたい!

息子が生まれてからの物語72話目。

前回の続き。

 『息子の誕生』←ここからスタートしてます。

 

2010年6月、

息子が14歳になる時期から

書道教室へ通い始める。

 

 

息子が特別支援学校小学部の時、

学校から持ち帰る書道の作品を見ると、

息子が書道を楽しんでいるのが伝わってきた。 

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息子の小学部時代の書道の作品

 

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息子の小学部時代の書道の作品

  

だが、中学部に上がると書道の授業がなくなった。

 

息子が楽しみながら

伸び伸びと自分を表現できる

書道をさせてあげたい。

 

と思っていると、

近くの障がい者施設で

書道教室が開かれているのを知る。

 

おっ、

しょうちゃんを連れていこう!

きっと喜ぶぞ!

 

 

いざ、書道教室へ。

 

息子が書道をする姿は初めて見る。

 

最初は初めての書道教室で

様子を見ていた息子だが、

筆や半紙を用意するとどんどん書き始める。

 

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書道教室の息子(14歳)

 

先生が書いたお手本はあるのだが、

息子には無関係。

 

自分の好きなように筆を動かし

独創的な書道の作品ができてくる。

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なんだかわからないけど、

芸術作品に見える! 

凄い!

 

息子も楽しそうで、

来てよかった~。

 

書道教室は月1回行われる。

 

通い始めて慣れてくると

息子もどんどん本領発揮。

さらに伸び伸び書道を楽しむ。 

 

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自分で何かを伝えることも

自由に行動することも難しい息子に

できる限り楽しませてあげたい。

 

息子が書道教室で楽しんでいる姿を見ることで

その想いが一つ実現できた喜びと幸せを感じる。

 

毎日のお風呂遊びと月1回の書道教室が、

私が息子を楽しませてあげることができる

ルーティンになった。

 

続く...。

 

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