お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

新型コロナをきっかけに安心して暮らせる社会へ

新型コロナウイルス感染拡大の緊急経済対策で

国民一人あたり一律10万円給付が

決定されました。

 

経済的、精神的に不安を感じている人が

多い社会情勢の中で、

少し安心できる材料だと思います。

 

 

私たちは、新型コロナに限らず

何かしらの不安を抱えながら生きていて、

多くの人が共通して望んでいるのが、

「安心」して暮らせる社会。

その一つが、経済的な安心です。

 

今回の一律10万円給付もその一つ。

 

給付対象者の限定が議論の対象になりましたが、

難しいのが、線引きです。

 

一律じゃない場合は、

必ずどこかで線引きをしないといけません。

 

すると、

ギリギリ対象になったり、ならなかったり、

不公平だと感じてしまう人も出てきます。

 

ふと考えてみると、

息子は障がい者ということで、

障害者年金を受給しています。

 

そもそも息子は働くことが難しいですが、

働いていなくても最低限の生活を

国から保証されるというのは、

大変ありがたいことです。

 

障害者年金にしても、

生活保護にしても、

失業手当など各種手当等も、

様々な基準があり、

ギリギリ該当しない人もいます。

あるいは、それらとは異なる諸事情で

経済的に困窮するケースもあります。

また、年金問題で老後の不安を感じている人も

多いようです。

 

息子の場合は恵まれていますが、

すべての人が安心できるには、

今回の一律10万円給付のような

ベーシックインカムが一つの方法として、

今後、検討されていくような気もしています。

 

ベーシックインカム(Basic Income)とは、

年齢・性別・所得の有無を問わず、

すべての人に所得保障として一定額の現金を

支給する制度のことです。

日本語では「最低所得保障」とも呼ばれます。

 

一律支給だと行政コストも大幅に削減され、

不正受給の問題もなくなるでしょう。

 

すべての人に最低限の生活が保証されると、

食べるために働くということがなくなり、

やりたいことを仕事にでき、

より多くの人が充実感を持ちながら

生きていけると思います。

 

 

私たちは成長する過程で、親などから、

愛されているという感覚が強いと

その安心感を基に、

自分らしさを発揮して

自分のやりたいことに挑戦し、

喜びに満ちた人生を送っていきやすいく、

 

逆に、愛されていないという感覚が強いと、

人目を気にして、自分らしさを発揮できずに、

不安を抱えながら生きていくことに

なりやすいと言われています。

 

 

新型コロナウイルスで社会のあり方も変わり、

私たちみんなが安心して暮らせる社会への

第一歩になるんじゃないかと思っています。

 

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