お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

20年前とは変わり、息子も安全に

この4月から改正健康増進法で、

屋内施設が原則禁煙になりました。

 

息子は呼吸器に障害があり、

気管切開したところから肺まで

空気がすぐに届くので、

タバコの煙は非常に危険。

大変ありがたい法律です。

 

今はコロナで外食も控えていますが、

基本的にどのお店も禁煙なので

安心してお店に入れます。

 

 

息子が1歳の時に、

こども病院の出入り口に喫煙所があり、

タバコを吸っている人がいて、

やむなく、そこを通り、

息子が咳き込んだこともあります。

 

当時は、

病院や公的な場所、人が多くいる場所で

禁煙が当たり前の社会になれば、

と思っていました。

 

それから約20年、

息子にとっても安心して

外出できる社会になってきました。

(今はコロナで外出自粛ですが)

 

この時は、

「ここでタバコ吸わないでよ!」

という気持ちでした。

でも、タバコを吸っていた人は、

ルールを守り喫煙場所で吸っていて、

特に問題ある行動ではありません。

 

なので、ルールって大事です。

 

それは大前提として、

今の私が、当時の私を振り返ると

感じることがあります。

 

私にとって困ったことがあるということは、

私も誰かを困らせているかもしれない。

 

今の私が生きていくための指針の一つが

鏡の法則。

 

自分の周りに起こる出来事は

自分の内面を映す鏡。

 

自分の周りに起きている出来事で

自分が感じたことは、

自分も同じように誰かに対して行い、

誰かに同じように感じさせている。

 

自分の心が整えば、

自分の周りに起こる出来事も整ってくる。

 

問題は外にはなく、

自分の内にある。

 

 

当時は相手や自分の外側に原因を見つけ

相手を攻撃する気持ちが先行していましたが、

今、鏡の法則に照らし合わせると、

自分も無意識のうちに誰かに嫌なことを

していたんだなと思います。

 

地球環境については、

負荷をかけているし、

人にも色々と迷惑を掛けてきたし、

程度の差こそあれ、

やはり生きていると何かしらに

負担や迷惑をかけています。

 

それを自覚して、

少しでもよりよい社会にしていこうとするのが

私たち一人ひとりの課題でもあるかなって

思っています。

 

20年前にタバコの煙で困っていたのが、

今は、それがなくなったとしたら、

 

鏡の法則から考えると、

 

ひょっとしたら、

私の心が整ったからかも(笑)

 

それは冗談として、

私たち一人ひとりの意識が

向上してきた結果だと思います。

 

f:id:tanaka-shinichi:20200418224651j:plain

写真は特別支援学校時代の息子。

運動場の砂ぼこりが気管に入らいないように、

帽子の下に布を縫い付けていました。

 

【2019年人気記事ランキング】

2019年人気記事アクセスランキング - 自分らしく幸せに生きる 声を失ったダウン症の息子と生きて人生が変わった気づきブログ

 

↓↓↓今日も応援クリックお願いします↓↓↓

にほんブログ村 子育てブログ ダウン症児育児へ