お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

初めての息子と二人だけの旅行②

息子が生まれてからの物語117話目。

前回の続き。

『息子の誕生』←ここからスタートしてます。

 

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はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

2015年6月、

初めての息子と二人だけの宿泊旅行で

熊本、阿蘇へ。

 

大観峰の展望所から駐車場へ向かう帰り道、

キレイなアザミの花が咲いている。

アザミの花

 

「しょうちゃん、

キレイなお花だよ」

 

と声を掛けるが、反応はなし。

お花には興味はありません。(笑)

 

その後、

阿蘇神社を参拝したり、

阿蘇神社

草千里へ行き、

阿蘇 草千里

ホテルへ。

 

息子が旅行で一番のお楽しみは

大浴場の温泉。

 

観光地は、

普通に歩いてついてきてくれるだけだが、

大浴場は、はち切れんばかりに喜んでくれる。

 

平日の少し早い時期帯で、

人も少なく、

いたずらモードで

お湯しぶきを立てたり、

水道の蛇口を全開にして遊ぶ。

 

ニコニコ笑顔で楽しんでいる

息子を見てると

私まで幸せな気持ちになってくる。

 

浴衣姿の息子

 

温泉地に行くと、

いつも2日目の早朝には、

妻や息子が寝ている間に

一人でゆっくり温泉に浸かるのが

私の楽しみの一つ。

 

今回は、妻がいないので、

息子がぐっすり寝ているようだったら

温泉に行こうか、どうか迷っていた。

 

2日目の朝は、4時起床。

(前日は21時には息子と一緒に就寝)

日記やお祈りのルーティンをしていると、

5時になった。

 

温泉に入れる時間だ。

 

そう思っていると

息子がいつもよりかなり早く目覚めた。

 

「よし、

しょうちゃん、

一緒に温泉行こうか!」

 

朝、息子と一緒に温泉に入るのは

初めて。

 

起きたばかりで

夜ほどテンションは高くないが

大浴場を楽しむ息子。

 

今回初の二人だけの旅行だったので、

息子も記念に初の朝の温泉に入るために

目覚めてくれたような気がした。

 

お風呂上がりの気管切開部分の

ガーゼ交換も2回とも無事に終了。

 

 

ホテルでの食事はブッフェ。

私がベジタリアンのため、

自分で料理が選べるブッフェ形式の

ホテルに泊まることが多い。

 

私が料理を取りにいっている間は、

息子は椅子に座って待っている。

 

いつもは私か妻のどちらかが

一緒に待っているが、

今回は息子一人だ。

 

特に問題があるわけではないが、

息子一人で待たせるのは気になり、

料理を取りにいきながらも、

私の目線は息子に。

 

料理をテーブルに持っていくと

息子もうれしそうな笑顔になり、

長~い「いただきます」をし、

おいしい食事をいただく。

 

何度か料理を取りに行くが

ニコニコ食事をしながら待っている息子。

 

息子と二人だけのブッフェも新鮮だ。

 

2日目は

阿蘇スーパーリングや

白川水源を観光し、

白川水源

夕方には無事に自宅へ帰る。

 

今回、初の息子との二人だけの宿泊旅行、

いつも妻に任せっきりの

痰の吸引やガーゼ交換などの医療ケアも

私一人で無事にできた。

 

息子のケアでやることや

気を付けることも多かったが、

息子と二人だけというのは、

ちょっと嬉しくもあり新鮮だった。

 

続く……。

 

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