お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

私の言葉に思いがけない反応をした息子に感動!!

原鶴温泉家族旅行③最終回、前回の続き。


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はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

夕食後、ホテルの部屋で

思いがけない感動を味わいました!!

 

ホテルに到着し、

お部屋に入ると

3人分のお菓子が置いてありました。

 

 

だいたいのホテルには

人数分のお菓子が置いてあります。

 

 

私と息子は温泉に入る前に

その袋入りのお菓子を食べます。

 

 

おいしかったです照れ

 

 

妻は「あとから食べる」

ということで

一つだけテーブルに残ったままです。

 

 

そして、

夕食後、部屋に戻り、

妻が席を外していたときのこと。

 

息子がおもむろに

妻の分のお菓子を手に取ります。

 

 

息子も妻の分だとはわかっているのですが、

 

妻がいないし、

お菓子おいしかったし、

時間を持て余して

ちょっと手に取った感じです。

 

 

「しょうちゃん、

 それ、お母さんの分よ」

 

 

妻があとから食べるといっていたし、

息子に声かけします。

 

ふつうなら、

私が言葉と一緒にジェスチャーで

ダメダメと手を左右に振るのですが、

 

なぜか、このとき

瞬間的に言葉だけで

息子に伝えようと思ったのです。

 

言葉だけなら

息子がわからないだろう。

 

 

そしたら、

お菓子を食べるだろう。

 

いや、食べれるだろう。

 

同時に

妻にも私から息子に注意したと言える。

 

と思った気がします。

 

 

多分爆  笑

 

 

それが、なんと、

私の言葉が伝わったのか、

私の表情や気持ちを読み取ったのか、

 

息子はお菓子を戻します。

 

 

「えっ、

 しょうちゃん、

 ありがとう!」

 

 

息子が言葉だけで

こういうことをわかってくれたことが

記憶にないので

 

びっくりびっくり

 

 

いや、言葉だけで

伝えたことがなかったかもしれません。

 

 

息子にお菓子を食べさせたいというよりも

言葉をわかってくれた喜びの方が

 

何倍もうれしい!!

 

ありがとう。

 

しょうちゃん。

 

 

翌朝の朝食ブッフェも

お楽しみの1つです。

 

 

時間は7時~9時。

 

 

息子の食事時間は

だいたい2時間かかるので、

7時に朝食会場へ行きます。

 

いつもより少し早い時間帯です。

 

 

ブッフェの場合は、

息子は料理を取りに行かず、

席に座って待っています。

 

いつも完全にお任せコースです。

朝食ビュッフェ

 

前日の夕食が1時間20分で

食べ終わったのですが、

 

朝食はいつも時間ギリギリになるので、

 

9時に食べ終わればいいかな

 

という感じです。

 

 

私は何度も料理を取りに行くのですが、

息子は最初に妻が取ってきた料理を

ゆっくりゆっくり食べます。

 

体を前後に揺らしながら爆  笑

 

いつもの息子らしい食べ方です照れ

 

 

9時前になると

他のお客様はみんないなくなり、

残るは息子と私のみ。

 

 

9時を少し過ぎましたが、

息子も完食。

 

 

楽しそうに

がんばって食べてくれた息子です拍手

 

 

美味しい楽しい家族旅行でしたニコニコ

 

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