お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

人生はプロセスをどう生きるか

人生には様々な要素があるので、

自分の力だけでは

どうしようもないこともあります。

 

自分の頑張りが結果となり実る時もあれば、

努力してもうまくいかない時もあります。

 

そんなときの支えになる言葉が、

 

人生は結果ではなくプロセス。

人生というプロセスをどう生きるか。

 

私の人生の信条のひとつでもあります。

 

そもそも今、生きている状況も

自分の意志で選べていません。

 

生まれた時代、

生まれた国や地域、

親や育った環境、

身体的特徴など、

 

これら自分の意志と別のところで

人生はまったく変わってきます。

(魂のレベルで見ると話は変わりますが)

 

息子の場合は、

染色体が通常より1本多いダウン症で、

最重度の知的障がいと診断されていて、

呼吸器の障がいもあり、

口で呼吸できないし、

声を発することもできないし、

言葉や文字でのコミュニケーションも困難です。

 

成人していますが、

身体も小さく小学4、5年生ぐらいの身長です。

 

息子の場合は、

特徴がわかりやすいですが、

人はそれぞれみんな違いがあり、

そんな中で人生を生きています。

 

人生で出せる結果も違って当然です。

 

私もこれまで色んな目標を持って

取り組んできました。

 

目標を達成することもありますが、

自分なりにベストを尽くしても

結果が出ないこともあります。

 

うまくいかないと落ち込むことも

ありました。

 

でも、

自分が気持ちを込めて

ベストを尽くしたとしたら、

もうそれだけで価値ある人生を送っている。

 

そのプロセスが人生であり、

自分自身の成長にもつながっている。

 

うまくいかないことで

気づきや学べることもあるし、

自分を振り返ることができる。

次のステップに活かすことにもつながる。

 

そう考えていくと、

 

人生にとって何を成し遂げたかという結果は

一つの指標ではあるが

大きな問題ではない。

 

どういう想いで、

どう生きてきたか。

 

そのプロセスが100%

 

だと思います。

 

息子はすでに

何かを成し遂げようとかは思っていません。

 

その次元を超えて、

人生に起きる試練を乗り越え、

今の自分の気持ちを純粋に感じながら、

生きています。

 

私も自分の気持ちを見つめながら、

プロセスを大事に生きていこうと思います。

 

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