お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

意識が変わり目覚める体験

息子は私から見ると

とってもかわいい子どもですが、

同時に聖人のようにも見えます。

 

それは、

文句や不平不満を言うことは一切なく、

自分の周りに起こる出来事はそのまま受け止め、

食事をいただけることや

1日無事に過ごせたことに感謝を表し、

毎日笑顔で過ごしていること。

 

人と比べることや争うこともなく、

物欲や承認欲求もなく、

今の自分が置かれている状況の中に

喜び見い出し、楽しんで生きていること。

 

息子は生後2か月で

肺炎になり気道が塞がり

何度も呼吸困難になり、

生死の境を経験しています。

 

苦しい気管の手術も6回乗り越えてきましたが、

口から呼吸はできず、

声を発することもできなくなりました。

 

重度の知的障がいもあり

言葉もあまりわからず、

文字もわかりません。

 

自分の意思を伝えることも難しいです。

 

そういう苦しい体験が

耐えること、受け容れること、

感謝することなど、

息子の人格形成にも大きな影響を

与えているようにも思います。

 

そうして息子を尊敬していると、

「あっ、これは息子と同じじゃないか」

と思うような人に出くわします。

 

私の好きな本の1つ

『覚醒の真実』の著者の清水友邦さんの

Facebookの記事を読んでいると、

寺山心一翁先生のことが書かれていました。

 

寺山先生は、元々は半導体の研究者でしたが、

末期ガンから生還された自然治癒の先駆者です。

 

ガンにより寺山先生の意識が変わるときの様子が

次のように書かれています。

 

「生きていることだけで幸せでした。太陽が神にみえましたよ。部屋にもどったら、家族全員のまわりにオーラがみえるようになっていました。だれもが神なんだって思いましたね」

そして先生が毎朝太陽に向かって感謝の挨拶をしているときに 突然、宮澤賢治の詩「雨ニモマケズ」が口から出てきたのです。

「欲ハナク、決シテ瞋(イカ)ラズ、イツモシズカニワラッテヰル」

 

息子も赤ちゃんの時から

生死の境を何度も経験した時に、

同じような感覚を体験したのではないか?

いや、きっと同じように感じたんだ。

そう思いました。

 

私たちにとって苦しみは

できれば避けたいことですが、

その体験を通じて意識が変わり、

真の幸せや本来の生き方ができるようになる。

 

どんな出来事が起ころうとも

それはきっと感謝できる出来事なんだと思います。

 

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