お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

息子と二人の大阪旅行④焦らせ作戦決行とかわいい息子

大阪旅行、前回の続き。

 

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はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

 

本当はゆっくり食べさせてたいのですが、

仕方ありません。

 

 

焦らせ作戦決行!!

 

 

息子のお皿以外は、

きれいに片づけて、

荷物を持って、

座席を立ちます。

 

ゆっくりペースの息子も

少し焦り始めて

お口いっぱいにご飯を詰め込み、

がんばって食べ始めます。

 

こういう息子もかわいいです。

 

それでも、

なかなか早く食べるのは難しく、

10時を回ります。

 

ホテルのスタッフの方は

遠くで何も言わずに見守ってくれています。

 

 

「しょうちゃ~ん、

 がんばって」

 

 

「しょうちゃ~ん、

 もう時間すぎたんで、

 残そうか」

 

 

「しょうちゃ~ん、

 もう、お父さん帰るよ」

 

 

ちょっとかわいそうですが

息子に声掛けしながら

食べるのを急かします。

 

お口いっぱいにご飯を詰め込み

リスのよう膨らんだほっぺの息子

食べ終わたのは10時15分。

りす 膨らんだほっぺ

 

15分過ぎてしまいました。

 

ホテルの方にお詫びし、

頭を下げながら朝食会場を後にします。

 

ときどきあることです。

 

 

ホテルをチェックアウトした後は、

大阪駅近くの地下街へ。

 

初めて歩く場所で息子も楽しそう。

 

息子の歩くスピードはゆっくりなので、

大阪の人の歩くスピードが

めちゃめちゃ早く感じます。

 

 

最初にめざすは、

ジュンク堂書店大阪本店。

息子と初の書店挨拶に行きます。

 

売り場担当の方もいらっしゃり、

「福岡からわざわざですか!」

と快く迎えてくれました。

ありがたいです。

 

お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症から教わったこと

 

書店挨拶のあとは、

大阪旅行2日目のメインイベント

 

2階建てオープンデッキバス

OSAKA SKY VISTA

2階建てオープンデッキバス OSAKA SKY VISTA

 

8月下旬の快晴の下

1時間の直射日光は厳しい

と思い帽子を持参。

 

ですが、

月曜日でお客さんも少なく、

最後列の少しだけ屋根がある

座席に座ることができました。

 

ラッキー!!

 

見知らぬ景色を

乗物から見るのが大好きな息子。

 

ずーーーっと

興味深そうに

外を眺めていました。

 

息子も満足してくれたようです。

 

 

その後は、

新大阪駅から博多駅まで新幹線。

 

2日目もそこそこ歩き、

息子はお疲れのようで

ほとんど寝ていました。

 

博多駅から自宅近くの駅まで

電車移動ですが、

夕方で乗客が多く座れません。

 

そこで

「しょうちゃん

 ここ持ってね」

と言うと、

 

扉横の手すりを

両手でしっかりと握り

10分間がんばりました。

 

こういう息子もかわいいです。

 

息子と二人の大阪旅行、

これで終わります。

 

【お知らせ】

10月11日(水)NHK文化センター・オンライン講演会

10月29日(日)オンラインモーニング読書会

 

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