お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

ラジオ出演で伝えたこと

今年も残りわずかとなり、

今日から、ブログを始める9月以前の

「障がいのある息子からの学びと気づき」

伝える活動を振り返ってみようと思います。

 

最初は、6月15日のラジオ出演。

f:id:tanaka-shinichi:20191226185421j:plain

 

今年6月30日に七田式守恒教室様の主催で

講演したのですが、そのご縁で、

FM KITAQ(キタキュー)に

ラジオ初出演させていただきました。

 

【FM KITAQラジオ出演(27分33秒)】

 

その一部をご紹介します。

 

~~~~~~~~~~~~

 

以前は障がいのある息子のことを

「かわいそう」だと思っていました。

 

いろんな障がいや困難を持って

生まれてくる人に、

「かわいそう」っていう目線で

見ていたんですけど、

「そうじゃない」っていうことに気づきます。

 

それだけの困難な人生を生きられるような

磨かれた魂だからこそ、

そういう試練を持って生まれてるくんだ、

と知ることになったんです。

 

それから息子への見方が180度変わって、

「この子は私にそういう生き方を

見せてくれているんだ」

と思うようになりました。

 

私自身もそうですし、

ほとんどの方も辛い体験や苦しい体験が

あると思うんです。

 

でも視点を変えていくと、

今の自分にとって

苦しいことが起こるっていうのは、

自分がそれを乗り越えることが

できるからなんだ。

 

そこを乗り越えて自分自身が成長し、

その自分の成長する姿が

周りの人にも良い影響を与えていくんだ。

と思えるようになっていきました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

「こうしないといけない」

っていうこと自体が多分、

本当はないように思っています。

 

今の自分の気持ちを

素直にちゃんと受け入れていく。

 

そうしていくと

「本当に自分がどうしたいか」

っていうことが、

だんだん見えてくると思うんです。

 

「こうしないといけない」、

「自分が悪かったから、

自分がこうしないといけない」、

とついつい自分のことを

責めてしまうこともあるんですけど、

本当はそういう風に思わなくていいんだよ、

っていうことも大事だと思っています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

家族でも価値観合うところもあるし、

違う人間なので、

当然違う価値観のところもあります。

 

妻や子どもがいる中で、

人っていうのはそれぞれ違うんだということが、

今はお互い認識できるようになってきました。

 

「これはこうしたいね」って自分が思っても、

相手には相手の考え方や価値観があるので

合わないこともあります。

それは当たり前なんですよね。

 

以前はその違う価値観を

何とかして合わせてもらいたいとか、

そこにお互い必死になっていたことが

あったんですけど、

今は「違う人間だし、それはしょうがないよね」

っていう感じで受け止めることが

できるようになったのが、

いいかなと思ってます。

 

~~~~~~~~~~~~

 

【講演会のお知らせ】

2月12日(水)福岡県春日市・クローバープラザ 

 

↓↓↓今日も応援クリックお願いします↓↓↓

にほんブログ村 子育てブログ ダウン症児育児へ