昨日に引き続き
ドラマ『僕らは奇跡でできている』
のワンシーンから。
登場人物も昨日に引き続き二人。
主人公相河一輝(大学講師)の恩師である
小林薫さん演じる大学学部長の鮫島教授。
主人公相河一輝をよく思わない
要潤さん演じる准教授の樫野木先生。
昨日のブログの会話の後、
樫野木先生が自分を見つめ直して、
鮫島教授に自分の気持ちを伝えます。
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昔の僕は
フィールドワークに明け暮れていました。
でも、
娘が生まれて
経済的にも安定した生活を送るために
塾の講師になりました。
僕は
ささいなことでイラつくようになりました。
妻は
「フィールドワークに戻ればいい」
って言いましたが、
「誰にためにやめたと思っているんだ!」
って僕は余計にイラつきました。
鮫島教授のおっしゃる通りです。
フィールドワークをやめた本当の理由は
家族のためじゃありません。
家族のせいにしておけば、
研究者として
フィールドワークで食べていく
覚悟も才能もない自分と
向き合わずにすみました。
自分の選択が
正しかったと思うためには
相河先生を否定するしか……
だから
相河先生と
出会えたのかもしれないね。
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自分にとってイヤな人や出来事は
多くの場合、自分の心の中に原因があります。
でも、自分の心の弱い部分と向き合うのは
勇気が必要です。
なので、
相手のせいにしてしまいます。
自分の触れたくない弱い部分を
守ってしまいます。
仕方のないことではありますが……。
でも、心に原因があれば、
人や形を変えて、いつまでも
同じような出来事が降りかかってきます。
なぜなら、
それは自分の人生の課題だからです。
だから、最終的には
自分と向き合わざるを得なくなります。
その課題に気づけば、
自分にとってイヤな人も出来事も
自分の人生を軌道修正してくれる
貴重な存在になります。
私の人生を軌道修正してくれた
一番の大きな存在は息子。
生まれた当初は、
「かわいそう」と思っていましたが、
息子に導かれるように
仕事も変わり、人生の課題にも気づきます。
人生そのものが大きく変わりました。
幸と不幸は表裏一体。
自分次第でいつでもひっくり返せます。
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