お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

無意識に自分を優位に持っていこうする私とそのままの息子

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アンパンマンミュージアムでの息子と私(6年前)

 

息子はダウン症で、

最重度の知的障がいと診断されています。

(呼吸器機能障害や音声言語障害もあります)

 

<初めてブログを訪問される方はこちらをご覧ください>

はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

わざわざ言うことはありませんが、

息子の知的障がいの程度を聞かれた時、

「最重度」ではなく「重度」と言っていました。

 

「最重度」と「重度」で

あまり違いを感じる人は少ないと思いますが、

息子を「最重度の知的障がい」と言うのを

何となく避けていました。

 

何でだろう?

 

多分、私の先入観ですが、

最重度の方が、よくないイメージを持たれる

と思っていたから。

 

でも、それは

よくないイメージを持たれるのではなく、

実は私自身が

よくないイメージを持っていたのでは?

と思うようになりました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

知的障害は、

軽度・中等度・重度・最重度の4段階あります。

 

重度と最重度の特徴です。

https://snabi.jp/article/49 から引用)

 

【重度】

書かれた言葉や数量、時間や金銭などの概念を理解することが難しいため、生涯を通して、食事や身支度、入浴など生活上の広範囲にわたる行為において支援が必要であることが多いようです。コミュニケーションにおいては「今、この場」の状態についての、単語や句を使っての簡単な会話のみ可能です。

 

【最重度】

会話や身振りを使ったコミュニケーションは、非常に限られた範囲であれば理解できることが多いようです。身振りや絵カードなどのコミュニケーション手段を使っての表出や他者からの感情の読み取りによって、他人と意思疎通を行うことができます。日常生活において他者からの指示や援助を必要とすることが多くなります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

昔の私は、

「知的障がい」というと、何か劣っていると

偏見を持っていました。

 

私は比較の世界で生きていて、

何でも優劣をつけたがり、

無意識に自分を優位に持っていこうとしている。

 

でも、息子と過ごす中で

私の方が、

「人間的にも未熟だな~」

とだんだんと気づいていきます。

 

昨年からは、

かわいくて尊敬する息子を自慢したくて、(笑)

講演やブログで息子の素晴らしさを

伝える活動をするようになりました。

 

じゃ、

「障がい」って何だろう?

 

続く……。

 

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