今日も昨日に引き続き
ドラマ『僕らは奇跡でできている』
のワンシーンから。
今日の登場人物は二人。
主人公相河一輝(大学講師)の恩師である
小林薫さん演じる大学学部長の鮫島教授。
主人公相河一輝をよく思わない
要潤さん演じる准教授の樫野木先生。
二人の会話です。
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それで樫野木先生は何にいらだっているの?
えっ?
今、話したじゃないですか。
相河先生のことですよ。
それに相河先生を許容している
鮫島教授のことも。
樫野木先生が問題だと思っていることって
本当に相河先生なのかな。
もちろんです。
・・・
どういう意味でしょうか?
ほら、樫野木先生って
たま~に自分の課題を
すり替えることあるじゃない。
えっ?
前にも、ほら何だっけ?
あ~、そうそうそう、
学生たちが群馬に出掛けた相河先生を追いかけて
樫野木先生の講義を休んだじゃない。
はい。
あれも、相河先生のせいにしたけど
違うと思うんだよね。
えっ?
樫野木先生の講義がつまらないからだよ。
・・・
今回のこともさ、
相河先生のせいにしておけば
向き合わずにすむことがあるんじゃないの?
・・・
・・・
他におっしゃりたいことありますか?
いやっ。(ないよ)
失礼します。
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主人公相河先生の自由な発想と言動に
不快を感じる樫野木先生。
それは、相河先生に問題があるんじゃなくて、
樫野木先生自身が、本来の自由な自分を抑圧して
こうしなければならない。
ああしちゃダメ。
と自分を無理矢理型にはめ込んでいるから。
樫野木先生はそれに無自覚ですが、
鮫島教授はそれを見抜いている。
そういう会話です。
私自身、樫野木先生のように、
自分を抑圧していたこともありましたが、
自由に生きている息子の影響で、
その抑圧に気づき、解放されてきました。
それでも、まだまだ、
自分に都合のよくないことがあれば、
瞬間的に相手のせいにすることもあります。
そうすれば自分の中の見たくない部分に
向き合わずにすむから。
この二人の会話をきっかけに、
樫野木先生も自分と向き合い始めます。
明日のブログは、
それからしばらくした後の
鮫島教授と樫野木先生の会話です。
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