お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

みんな、来てくれてありがとう。

家族四世代で旅行に行ってきました。

 

<初めてブログを訪問される方はこちらをご覧ください>

はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

一昨年に孫が生まれて、娘家族に、

母や妹も一緒で、

四世代では2回目の旅行になります。

 

今回は近くの温泉宿でゆっくりのんびり。

花

部屋は3つに分かれて泊まりました。

温泉宿 家族旅行

 

チェックイン後、

それぞれの部屋に入り、

しばらくして夕食までは

全員が私たち家族の部屋に集まります。

 

すると息子がうれしかったようで、

ニコニコ笑顔になり、

だんだんとテンションが上がります。

 

みんな、ぼくの部屋に

来てくれてありがとう。

 

こんな感じだと思います。

 

最初は隣に座っていた娘婿(義兄)に

タッチします。

 

普段は自分から人に働きかけることがないので、

私も含めてみんな

「しょうちゃん、楽しそうやね~」

「しょうちゃん、どうした~ん」

と声掛けしながら盛り上がります。

 

そのうちに、

母(祖母)、妹(叔母)、

娘(姉)、娘婿(義兄)と座っている順番で、

自分から一人ずつからタッチして周ります。

 

一人に対してのタッチなら

たまに見ることはありますが、

ずらっと周るのを見るのは私も初めて。

 

「わ~、うれしい。

しょうちゃん、ありがとう」

「しょうちゃん、すごいね~」

と更に盛り上がります。

 

私と妻はいつも一緒なので、タッチなし。

孫はまだ1歳なので、対象外のようです。

 

しばらくすると、

またみんなにタッチして周り、

次は指先タッチで周ったり、

つま先タッチで周ったり、

合計5、6回周り、

めちゃめちゃ盛り上がりました。

 

ちょっとタッチするぐらいは

なんでもないことですが、

息子がやると、

とってもかわいく、

みんなも嬉しく笑顔になり、

場の空気が癒されていきます。

 

親バカですが、

息子の存在そのものが

愛を発現しているようです。

 

食事は夕食も朝食もビュッフェ。

やっぱり肉・魚料理がメインで、

ベジタリアンの私が食べられる料理は、

半分ぐらい。

でも、みんなは大満足のお食事でした。

 

スイーツも充実していて美味しかったです。

スイーツ

 

息子は食べるのがゆっくりで、

気になっていたのが朝食ビュッフェの時間。

7時半から9時半までで、

私たちがレストランに行ったのは8時。

 

息子はやっぱりゆっくりで、

9時半になっても食べ終わりそうにありません。

 

レストランには、私と息子の二人だけに。

 

どうしようかな~

と思っていたら、

スタッフの方が周りのテーブルを片付けに。

そして、

「ごゆっくり、食べてください」

と言ってくれました。

 

他のホテルでは、あまりない対応で、

お言葉に甘えて、私も息子のペースで

ずっと待っていました。

 

食べ終わったのは10時20分。

50分遅れです。

 

それでも、スタッフの方は

笑顔で「ありがとうございます」

お見送りしてくれました。

 

ありがたいです。

 

レストランまでの通路の窓から

外の景色を興味深そうに見る息子です。

 

温泉もゆっくり気持ちよく

幸せなひとときを過ごせました。

 

↓↓↓今日も応援クリックお願いします↓↓↓

にほんブログ村 子育てブログ ダウン症児育児へ

 

【インスタグラム】

Instagram 息子のアートやメッセージを投稿しています。

 

【2022年人気記事ランキング】

2022年人気記事アクセスランキングベスト10

 

【メディア掲載情報】

メディア掲載 - 自分らしく幸せに生きる 声を失ったダウン症の息子と生きて人生が変わった気づきブログ