お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

息子は赤ちゃんの感情に寄り添う? 寄り添わない?

娘が1歳になった孫娘を連れて

時々家に遊びに来てくれます。

 

<初めてブログを訪問される方はこちらをご覧ください>

はじめに・私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

トコトコ家の中を歩き回って

とっても可愛らしいです。

 

孫娘(以下「お孫ちゃん」と書きます)が

私のところにおもちゃを持ってきて、

私が「ありがとう」

と喜んで受け取ると

ニコーッとうれしそうな表情で喜んでくれます。

めちゃめちゃかわいいです。

 

お孫ちゃんの両親(娘夫婦)や妻も

みんなお孫ちゃんの行動に合わせて

大げさなぐらい喜び

お家の中はとってもにぎやかです。

 

でも、その中で、

唯一息子だけが違う反応をします。

 

お孫ちゃんは、

私たちが喜んでくれる姿を見て、

息子にもほめてもらおうと

おもちゃを持っていきます。

 

ところが、

息子はほとんど無反応。

 

息子の立場で考えると

おもちゃを持ってきてもらっても

うれしくも何ともありません。

 

何かしてるな~

ぐらいな感じです。

 

お孫ちゃんは

あれれ~

と反応が違う息子に

少し戸惑っている感じです。

 

お孫ちゃんも赤ちゃんながら、

違う反応をする人もいるんだと学べるので

息子の反応もいいなぁ~と思います。

 

 

心理学で情緒応答性という言葉があります。

 

お孫ちゃんが

ほめて欲しいと思っているときには

こちらも思いっきり喜んでほめる。

 

お孫ちゃんがうれしいときは

こちらも一緒になって大喜びする。

 

驚く時は一緒になって驚き、

悲しいときは一緒に悲しむ。

 

相手の感情に寄り添って

こちらも同じ気持ちで

思いっきりその感情を表す。

 

相手の情緒(感情)にしっかりと答えるのが

情緒応答性です。

 

情緒応答性を持って

自分の感情を受け取ってもらえると

自分が感じていることに自信が持てます。

自己肯定感も高まりますし、

自分らしく生きることにもつながっていきます。

 

特に子ども時代に養育者(親)が

情緒応答性を発揮できていると、

こどもは精神的にすくすく育っていきます。

 

お孫ちゃんはそういう環境で育っていて、

我が孫ながら幸せだな~と思い、

なおかつ時には、

一般的なタイプと違う息子とも

触れ合うことができ、視野も広がり、

これまた恵まれているな~って思います。

(親バカ、孫バカです)

 

 

↓↓↓今日も応援クリックお願いします↓↓↓

にほんブログ村 子育てブログ ダウン症児育児へ

 

【インスタグラム】

Instagram 息子のアートやメッセージを投稿しています。

 

【息子の個展のお知らせ】

『ART THE SHOGO』6月1日~6月30日 香椎参道Nanの木

 

【2021年人気記事ランキング】

2021年人気記事アクセスランキング - 自分らしく幸せに生きる 声を失ったダウン症の息子と生きて人生が変わった気づきブログ

 

【メディア掲載情報】

メディア掲載 - 自分らしく幸せに生きる 声を失ったダウン症の息子と生きて人生が変わった気づきブログ