今月の書道教室は
いつもとちょっと違います。
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教室に入ると
息子の机には大きな黒い画用紙が。
息子もいつもと違うので
なんだろう?
という感じです。
今回の書道教室は
生徒みんなの合作だそうで、
息子のいつもの筆を振っての
墨の飛び散りを期待しての準備だそうです。
長机2台を縦にし
白い墨汁をつけて
息子が筆を握り、線を引きます。
息子が線を引くのは珍しい。
でも年に1、2回
大きな紙での合作があり、
そのときはいつも線を引いています。
先生が筆を振るように
息子の手を取るのですが
息子は期待に応えることなく、
どんどんと線を引いていきます。
私もせっかく先生や職員の方の
期待があるので、
「しょうちゃん、
筆、振ろうか」
と声掛けしますが、
息子の気持ちは、
ぼく、線を引きます。
です。
今度は先生が黄色の墨汁を持ってきてくれます。
さらに黄色を塗り重ねてく息子。
先生は、
なんとか息子に筆を振ってほしくて、
用紙の横長い方に移動し、
自分で筆を振り、
しぶきの手本を見せてくれます。
それでも
ぼくは、線を引きます。
だんだん線を引く勢いも増していきます。
先生もついに諦めて
自分で白い墨汁でしぶきをたてました。
本来は、
生徒全員だけの合作でしたが、
息子のお陰で
先生も含めた教室で筆をとる
全員の合作になります。
続く。
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