お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

息子を抱きかかえて転倒

一昨年6月、息子の21歳の誕生日のこと。

 

誕生日はいつも家族みんなで外食。

 

お店の駐車場に着く頃に

急に激しい雨が降り始めました。

 

傘を持っていません。

息子は歩くのがゆっくりなので、

息子が濡れないよう抱きかかえて、

駐車場からお店へ約20mの距離をダッシュ!

 

「あっ!」

 

雨のアスファルトで足が滑り、転倒!

抱きかかえた息子も地面に。

 

しょうちゃん、大丈夫!?

 

息子を見ると、

びしょ濡れなのですが、

頭も打っていなく無事を確認し、

一安心。

 

息子が頭を打たないよう

無意識に左腕で息子をかばい、

下敷きになった上腕部から大きなすり傷出血

腕時計も完全に壊れてしまいました。

 

 

起きる出来事はすべて必然で意味がある

と思っているので、いろいろと考えてみました。

 

・親として当然ではあるが、

 子どもを自然とかばっていることに気づいた。

 

・息子を抱っこしようとした時、

 息子は抵抗していたが、強引に抱っこした。

 息子が抵抗している時は、

 何か理由があるはずなので、

 今後はそれに従った方がいいと思った。

 

・息子も大きくなり、雨の中を抱きかかえて

 走るだけの体力はないかもしれない。

 無理するのは、やめた方がいいと思った。

 

・妻や娘もケガした私を気遣ってくれて、

 優しい家族に恵まれていると改めて感じた。

 

・初めて行ったお店だったが、

 親切な店員さんに気遣いをしてもらい

 感謝できた。

 

・腕時計が壊れたが、古くなっていたので、

 買い替えを促してくれる出来事になった。

 同時に自ら犠牲になって、

 私の左手首をカバーしてくれた

 腕時計に感謝できた。

 

・ここ数年、病気やケガにほぼ無縁だったので、

 健康体であることに感謝できた。

 翌日、皮膚科に行き処置してもらい、

 お医者さんや医療関係者に感謝できた。

 

・半袖だったが、夏も長袖がいいかもしれない。

 長袖の長所を身をもって感じた。

 

 

突然の雨で、息子を抱きかかえてダッシュし

転倒してケガをしたことで、

自分自身の現状に気づくことができ、

また、感謝できることが沢山あり、

幸せでありがたいと思えました。(*^_^*)

 

 

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