お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

もし何でも願いごとが叶うなら、息子と……

と息子が生まれてからの物語78話目。

前回の続き。

 『息子の誕生』←ここからスタートしてます。 

 

福島正伸先生の講座を福岡で開いたくれた

瀬尾さんの役に立ちたい、という思いから

「ドリプラ福岡大会のプレゼンターになろう」

と決意。

 

何をプレゼンするかを考えないといけない。

 

ドリームプラン・プレゼンテーションなので、

夢の計画をプレゼンする場だ。

 

この1カ月には東日本大震災があり、

地球環境問題に関心を持ち始め、

グリーンコンシューマーになろうと決意、

ベジタリアンにもなった。

 

私の夢は、

地球上のすべてが幸せで平和に

暮らせる社会になること。

 

だが、ドリプラのプレゼンには条件がある。

 

・発表者の人生にリンクしていること

 

その人にしかできないこと。

その人じゃなければならないこと。

でなければならない。

 

地球環境問題や地球上のすべてが

幸せで平和な暮らしは、

すべての人に共通することだ。

 

私にしかできないプレゼンではない。

 

 

どうしよう?

 

 

私のドリームプラン

夢の計画って

なんだろう?

 

 

テーマが決まらずに時間が過ぎていく。

 

ふと、妻の夢を聞いてみようと思った。

 

「もし、

 何でも願いごとが叶うなら

 どんなことが

 できたらいい?」

 

「彰悟と話ができるように

 なったらいいな」

 

妻の夢は、

息子への愛のそのものだった。

 

息子はこれまで

6回の気管の手術を受けてきたが、

口から呼吸することはできず、

声を出すことは不可能な状態だ。

 

でも、

どんな夢でも叶うなら、

息子の声が聞きたい、

息子と話がしたい。

 

私も同じ気持ちだった。

 

息子は声が出せないので、

パネルを押すと

「おはようございます」

「はい」

「いただきます」

などの音声が出る機械を使っていた。

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学校で音声が出る機械を押す息子(14歳)

 

妻の夢が私の心に残る。

 

私にできることはないか考えていると、

『天才!志村どうぶつ園』

動物と話ができるハイジという女性が

いることに気づく。

 

そうだ!

息子と話ができなくても、

私が息子の気持ちを

理解できる人に

なればいいんだ!

 

ここから私の息子に対する関わり方が

大きく変わり始める。

 

続く...…。

 

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