息子が生まれてからの物語64話目。
前回の続き。
『息子の誕生』←ここからスタートしてます。
私の心にも余裕が出てきて、
あらためて息子のことを考える。
息子は声も出せず、文字も書けない。
自分の意思を伝えることは難しい。
自分の意思でどこかに出掛けることもできない。
息子が喜ぶことを
してあげたい。
私が息子にしてあげられること
って何だろう?
勤めていた時は、
平日は夜遅くまで仕事をしている時が多く、
息子と一緒にお風呂に入ることは
ほとんどなかった。
独立してからは、
自宅が事務所なので、夕食も一緒で、
平日のお風呂もだいたい息子と一緒に
入れるようになった。
息子はお風呂が大好きで、
プリンカップにお湯を入れて
楽しそうに遊んでいる。
そうだ!
お風呂で存分に
遊ばせてあげよう。
息子がお風呂で遊ぶ時間は、
私が頭や体を洗っている間と
一緒に湯船に浸かっているほんの数分だけ。
これからは、
息子に好きなだけ遊ばせて、
上がりたくなるまで待っていよう。
それまでは私のタイミングで
お風呂を上がり、息子にも
「しょうちゃん、上がるよ」
と半ば強制的にお風呂を上がらせていた。
だが、これからは
私はお風呂から上がるが、
息子が満足して遊び終えるまで、
脱衣所で様子を見守ることにした。
息子は笑顔いっぱいで
楽しそうに遊んでいる。
よかった~。
喜んでくれて。
しかし、この後
まだ気づいていない自分を知ることにる。
続く...。
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