自分らしく幸せに生きる 声を失ったダウン症の息子と生きて人生が変わった気づきブログ

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

息子の無為な生き方

息子のことだ!

 

本を読んでいるとそう思うことがよくあります。

 

『ブーバーに学ぶ 

「他者」と本当にわかり合うための30章

(斉藤啓一さん著)からの紹介です。

 

マルティン・ブーバーは、ユダヤ人でありながらイスラエルとアラブの和解のために生涯を捧げ、両民族から等しく尊敬された、偉大なる「平和の哲学者」。

他者と自己のうちに等しく「神」を見出す<我と汝>の思想は、アインシュタインをはじめ多くの偉人からの共感を得た。

 

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たとえるなら、道の人とは、波に乗って進むサーファーのようなものである。

 

波が高ければ高いほど、荒々しく不安定だが、それにうまく乗れたサーファーは遠くまで運ばれていく。道に生きる人も同じように、荒々しく不安定な運命の高波に身と投げ入れ、バランスと統一性を保ちながら波に乗って生きる。(中略)

 

サーファーは決して波に逆らわない。波の動きと同調し、その運動を自らに取り入れて前進している。一見すると、何もしていないように見える。実際、ある意味では何もしていない。サーファーを前に押し出すのは波であって、サーファー自身の力によるのではないからだ。彼はただ、波と一体になっているがゆえに、大きな前進の力を発揮するのである。

 

同じように、道に生きる人(無為に生きる人)も、自らを道にゆだねているので、その意味では何もしていない。だが、道の力が自分を通して発揮されていく。結果として、偉大な働きが自然と行われるのである。

 

彼の周囲に「創造的な現象」が起こるようになるのだ。

 

 

息子の人生は、まさしく荒々しく不安定な運命。

 

赤ちゃんの時から何度も呼吸困難で窒息状態に。

一命は取りとめたものの、

気管切開をし、声を失う。

ダウン症で重度の知的障がいもある。

 

でも、

そのすべてを受け容れ、

毎日を楽しんで生きています。

 

息子の絵画教室や書道教室の作品も

ただ純粋に楽しみながら創作。

どう見せようという作為もありません。

 

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その純粋な息子の生きる姿に、

愛を感じるし、周囲の人も癒され、

息子に好意を持ってくれる人も沢山います。

 

私も息子のお陰で、仕事も変わり、

今の人材育成やコーチングの仕事も

「どう生きるか?」がメインテーマに。

 

仕事とプライベートが

一緒になったような感じで、

毎日を楽しく生きています。

 

息子の人生は、

神に身をゆだねる無為の生き方で、

とてつもなく偉大な力を感じます。

 

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3年前の絵画教室の息子・彰悟

 

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