自分らしく幸せに生きる 声を失ったダウン症の息子と生きて人生が変わった気づきブログ

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

「今日も一日楽しく過ごせたよ。ありがとう」

息子の尊敬できるところは

たくさんあります。

 

その中でも一番凄いと思うことは

すべてをそのまま受け容れる力。

 

赤ちゃんの時、

肺炎で呼吸困難、窒息状態になり、

口から肺に管を入れられます(挿管)。

呼吸は確保されましたが、

体は固定され身動きできません。

 

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赤ちゃんの時、挿管された体を固定された息子・彰悟

 

その後、 

気管が軟らかくなりすぎ気道が塞がる

「気管軟化症」と診断され気管切開の手術を。

(首の下の方の気道に穴を開けて

 肺まで空気が通り呼吸できるための手術)

 

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気管切開手術後の息子・彰悟

 

声帯は塞がったまま声も出せないため、

苦しみを訴えることもできず、

ただただ耐え抜く。

 

その後も

気管の手術を13歳までに合計7回行い、

手術後は、首から血が滲み出し、

傷口がひろがらないように体を固定され、

苦しそうな表情で涙を流しながらも、

ただただ耐え抜く。

 

どこかに行きたい、

何かをしたい、

と思っても周りが気づかなければ、

息子自身ではどうしようもありません。

 

だからかもしれませんが、

ワンワンのイベントでも

書道でも絵画でも、

今楽しめることは全力で楽しむ。

 

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イベントを楽しむ息子・彰悟

 

そういう思いで生きているからか、

毎日の寝る前の行動が素晴らしい。

 

寝るのはリビングの隣の和室。

 

引き戸を閉めると

必ずリビングの方に向かって

深々と頭を下げます。

 

今日も一日楽しく過ごせたよ。

みんな、ありがとう。

 

と言っているようです。

 

体が軟らかいので、

折りたたみ式携帯電話のように

上体が脚にピタッとくっつきます。

 

数回お辞儀をして布団へ。

 

 

 

私も見習おうと思いながら、

ついつい忘れてしまいます。

 

 

すべてを受け容れながら、

今、生かされていることに感謝する力、

これも素晴らしいです。

 

 

「現成受用」(げんじょうじゅよう)

という禅の言葉があります。

 

神や仏が作り出しているこの世界。

状、そうっている。

それが、損だとか得だとか言うわけではなく

ただ、素直にけ容れていく。

その中で知恵を働かせていく。

 

 

この言葉を聞いて

まさしく息子の生き方だ!

と思いました。

 

 

人生のよき師匠、息子・彰悟が

そばにいて本当にありがたいです。

 

 

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